当社は阪井商店の頃、大正元年に高野山の参拝者を対象に瓶詰のラムネやサイダー、みかん水を既に製造販売していました。
昭和前期には数多くの新分類飲料を開発し製造販売。
昭和中期にも乳飲料や果汁飲料の製造販売に着手し多くの自社ブランド商品を製造販売していました。
創業者の信念として、添加物を可能な限り使用せず素材そのものを生かすという方針。
自社ブランドを世に出していた時から、自然志向、健康志向の商品をつくるという経営理念を強く持っていました。
受託製造を主にしている今もこの経営方針は変わらず、この自然の味を生かすという開発努力が、抽出や調合の技を磨いたといえます。
現在、お茶系が主流ですが、完全発酵茶から不発発酵茶までお客様の希望通りの抽出・調合を可能にしています。
また、発酵バイオ製法や無添加・無着色・無糖にこだわった商品づくりも可能にし、幅広いニーズにお応えできる体制にしています。
小ロットから大ロットまでお客様のあらゆるニーズにお応えできる体制を整えているサカイキャニング。それは商品開発においても同様です。
商品開発では最新の機器を設け、専門のスタッフが、味、香り、色の調整を行います。また成分分析も綿密に行い、レシピ通りの商品づくりも完璧を目指して行います。
お茶やコーヒーなど、飲料に関しての商品づくりのノウハウはすべてここに揃っています。
長年、培った飲料づくりの技と知恵、それらが既存商品や新商品開発に充分に生かされています。
サカイキャニングの基本精神「ハートを込めて他社にない魅力ある商品づくりを行い、消費者の皆様が店頭に並ぶ無数の商品の中から自然にサカイキャニング製造のものに手が伸びる、そういう仕事を積み重ねていく」商品開発においても、ロットにかかわらず一つ一つ心をこめて、求められている飲料をじっくりと手間ひまかけて仕上げていきます。
当社品質管理部門と営業部門がお客様のイメージを商品化してく過程を担っています。
サカイキャニング株式会社
代表取締役 阪井克行