これが私の仕事 |
製品検査の画像処理・AI処理の目となるマシンビジョンレンズの研究開発 主な仕事はマシンビジョンレンズの設計です。製品のキズ検査などに使われるマシンビジョンレンズは、特に計測用としての高い性能が求められ、この製品開発の光学設計に携わっています。
性能要求を自らまとめ、光学設計をしますが、レンズ設計だけでなく、レンズを支える鏡筒の設計する機械設計者との密なる連携、時には、電気的なアイリスを制御する電気設計者・ソフト設計者との連携を行い、チーム一丸となって設計します。また設計後、試作の部品を発注し、組立と評価を行います。光学設計はシミュレーション通りの性能が出ない場合もあり、その時こそ光学設計者の腕の見せ所でわくわくします。原因を究明し解決策を考え、量産に向けてフィードバックします。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
チームの力で課題を解決 私は入社1年目でレンズの耐振動性能の評価を担当しました。レンズの耐振動性能を評価するためには、振動試験前後で撮像した画像の差で評価しますので、セットアップによるエラーを防ぐためにカメラにレンズを取り付けたまま振動をかけます。この評価試験を可能にするために、1.振動に耐える強固な評価治具を設計(機械設計者)。2.振動によってカメラが故障しないことを確認(電気設計者)。3.画像の差を定量的に評価するためのアプリを開発(ソフト設計者)。これらを各担当者に協力してもらいレンズの耐振動性を評価することができました。
自分だけでは絶対にできなかった課題を、チームの力で解決していく初体験をさせていただきました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
世界でも最高峰の肉視光学機器メーカー 私は興和の光学製品が好きだったので、入社しました。私の趣味は天体観望です。星空をカメラで映すというよりは、望遠鏡/双眼鏡を用いて肉視で星々を観るのが好きです。私は好きなことを仕事にできればと思い、光学機器メーカーの製品開発で就職活動をしていました。国内外のスポッティングスコープを集めた品評会に参加した際に、興和のスポッティングスコープの見え味が間違いなく最高峰ということを実体験していましたので、興和に入社することを決めました。 |
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これまでのキャリア |
興和オプトロニクス(株)出向 光学設計(現職・今年で3年目) |