角田市は宮城県の南部に位置し、2万8000人程の市民が暮らす緑豊かな土地柄です。
市内には南北に阿武隈川が流れ、春になると黄色に染まる河川敷の菜の花畑をはじめ、四季折々の風景が楽しめます。
市の食ブランドである食材「米・豆・梅」に加えて、JAXA角田宇宙センター等がつなぐ宇宙への「夢」、市の歴史を象徴する伊達政宗公の次女「牟宇姫」。これら「5つの"め"」で独自のブランドづくり、まちづくりに取り組んでいます。
「米」「豆」「梅」「夢」「姫」。これが角田市の「5つの"め"」です。多くの食材を産出し豊かな食文化を育んできた角田市ですが、その象徴が米と大豆、梅。食分野のブランディングをリードする存在です。また、角田市はJAXAが研究開発の拠点を置く「宇宙開発のまち」。宇宙や科学、さらにはスポーツ・健康・環境、教育など、あらゆる分野の未来を拓くキーワードが「夢」です。そして「姫」は、伊達政宗の次女で角田領主に輿入れした牟宇姫をシンボルとする、角田の歴史的資源を物語るキーワード。この「5つの"め"」を市の"歴史"と"未来"を"食"で繋ぐまちづくりのキーワードとして、私たちは広く角田市の魅力を各方面に発信し続けています。
豊かな自然環境に恵まれている一方で、角田市は「暮らしやすさ」の面でも非常に魅力的な街といえます。例えば住宅家賃平均は東京都や全国平均はもとより宮城県、仙台市の平均と比較しても低く、1LDKで4~5万円、2LDKで5~6万円ほど。17カ所の都市公園や14カ所の児童公園などの公園・緑地、各種医療機関、スーパーマーケット・コンビニ等の商業施設など、生活に不可欠なさまざまな施設も充実しています。また保育所や認定こども園、放課後児童クラブなどの子育て施設や、医療費助成・出産支援など子育てにかかわる制度面も整備。自然環境とハード・ソフト両面で充実した生活基盤がバランス良く両立したまちづくりを、着実に押し進めています。
市役所という職場としても、働きやすい環境づくりに努めてきました。例えばアフター5を充実させるため、毎週水曜日はノー残業デー、金曜日には早く帰るよう声かけ運動をしています。土日はイベント等で出勤となることもありますが、その場合は別日に振替休日となります。部活動も盛んで、野球やサッカー、バレー、卓球、バドミントン、ゴルフ、さらに釣りや囲碁などがあり、加入はもちろん任意ですがほぼ全職員が何か一つは入部しています。市役所というとおカタイ職場というイメージがあるかもしれませんが、実態はかなりソフト。そうした風土の下、「市のために」という熱い気概で取り組んでくれる方に入ってきていただきたいと考えています。
事業内容 | ★第6次長期総合計画がスタート!
角田市では、令和4年4月から令和14年3月までの10年間で、角田市の目指す都市像をまとめた「角田市第6次長期総合計画」を策定いたしました。本計画では、これからのまちづくりに求められる課題を解決するため、優先的に進める取り組みの方向性として、「市民力」、「地域共生」、「地域資源フル活用」の3点を掲げました。 1.市民力…将来を見据え人を育み、活かすまちづくり 人口が減少し、規模が縮小していく中でも、本市における市民の暮らしや営みが、いきいきと誇らしいものであるためには、市民の工夫に満ちた向上心あふれる営みが重要となります。市民がもつ潜在能力を最大限に活かし、その市民力を発揮できる場が数多く存在することで、まちが活力にあふれ、市民はもちろん、本市を訪れる人々にとっても、角田市が魅力的なまちになるよう、人材育成や活躍できる環境の整備を重視し、取り組んでいきます。 2.地域共生…ともに生き、活かし合うまちづくり 今後、人口が減少していく中で、老年人口が増加し、令和22年(2040年)には生産年齢人口を上回ることが予想されており、高齢者だけでなく、若年層や働く世代など全ての世代において、人口減少による影響が懸念されるため、広い意味での共生や共助の精神がより重要になります。多様な日常生活上の支援体制の連携・充実を図り、地域の支え合いを公的に支え、共助を公助することを通して、市民の生活と地域参加を支援していきます。 3.地域資源フル活用…地域資源を活かすまちづくり 本市には、魅力的な地域資源がたくさんあり、それらの魅力を引き出し、連携・協力することで、さらなる賑わいの創出を図るとともに、地域経済の好循環を生み出します。本市の産業を守り育てるとともに、既存施設の計画的な利活用を図り、さらに、人、企業、施設の連携を推進することで、本市の新たな魅力を引き出していきます。 これら3つの重点プロジェクトと、分野別の施策を有機的に連携させながら、10年後のあるべき都市像「市民力咲き誇る。角田市 ~安心して、いきいきと、誇らしく暮らせるまち~」の実現を目指します。 |
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市政施行 | 1958(昭和33)年10月1日 |
予算額 | 138億3000万円(令和4年度一般会計当初予算額) |
職員数 | 287名(令和4年4月1日現在) ※正職員数(ほかに会計年度任用職員約230名) |
代表者 | 市長 黒須 貫 |
事業所 | 【市役所】
宮城県角田市角田字大坊41 |
沿革 | 1954年10月 旧角田町など1町6か村が合併し、新角田町発足
1958年10月 市制を施行し、角田市誕生 初代角田市長に加藤正義氏が就任 1965年07月 科学技術庁「航空宇宙技術研究所角田支所」開設 1966年11月 2代目角田市長に三文字正次氏が就任 1979年05月 宇宙開発事業団角田ロケット開発室スタート 1980年08月 3代目角田市長に浅川純直氏が就任 1981年11月 県内初の農業気象観測所設置 1988年08月 4代目角田市長に高山 彰氏が就任 1990年07月 H2ロケット実物大模型が完成 1992年06月 角田市民ゴルフ場がオープン 1993年04月 コスモハウス(宇宙展示館)完成 1996年08月 5代目角田市長に佐藤清吉氏が就任 1999年04月 角田市新長期総合計画を策定 2002年04月 角田市総合保健福祉センターがオープン 2006年 小惑星「イトカワ」の地名に「角田」と命名 2008年08月 6代目角田市長に大友喜助氏が就任 2012年03月 福應寺毘沙門堂奉納養蚕信仰絵馬が国の重要有形民俗文化財に指定 2013年 金津七夕が国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択 2015年07月 かくだ田園ホールオープン 2019年04月 道の駅かくだオープン 2020年08月 7代目角田市長に黒須 貫氏が就任 |
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