これが私の仕事 |
新規ゴム材料の開発を担当しています。 私はゴム材料を開発しています。
「よく伸びるもの」「硬さ重視」「油に強いもの」など
お客様からのご要望は様々。
様々な材料を混ぜ、希望する特性が得られるか確認し、
再度材料を変えて実験する繰り返しです。
大学での化学系の研究に近いかもしれません。
ゴムの特性は、温度や湿度、水中か油中かなど
環境によって出現する特性が実に多彩。
予測しきれない部分も多く難しいですが、
これこそが開発の醍醐味。やりがいを感じます。
イチから新たなゴムを開発するのに
かかる期間はおおよそ1年程度。
その間ひたすら試行錯誤を繰り返すので、
なかなか根気のいる仕事です。
それだけに、苦労してできあがった製品が
希望通りの特性を出したときは
本当に嬉しいですよ。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
世界トップクラスの会社に製品を提案! 当該分野では世界トップクラスのお客様から
ご依頼を受けていた製品について、
その材料開発を任されました。
乗り越えなければならない壁は2つあり、
ひとつは、材料自体の特性が要求値に達すること。
もうひとつは、先方の試験に合格すること。
材料開発自体は比較的簡単に
クリアできたものの、
試験は非常に苦労しました。
試験機材は貸していただけるような
規模のものではないので
弊社内に同じ試験環境を構築。
試験方法の確認に1ヶ月、試験条件の検証に1ヶ月…
試験開始前に膨大な時間を要し、
さらに信頼性データの蓄積も必要でした。
現在はようやく試験できる状況になり、
サンプルの提案も可能に。
開始から2年。まだまだ道半ばですが、
必ず成功させ、納品までたどり着きたいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
技術力とチームワークが魅力的でした。 就活では化学系の原材料メーカーを中心に
選考を受けていましたが
いろいろ見ているうちに、
原材料メーカーよりBtoBの製品メーカーの方が
面白い開発ができるのではないか
と思うようになり、その中で弊社を見つけました。
やはり航空宇宙分野で実績があるということで、
技術力の高さは折り紙付き。
また、中小規模ならではのチームワークも魅力でした。
研究開発は一人でコツコツ行う場面も多いですが、
それだけだと必ず行き詰まってしまいます。
仲間たちと意見をぶつけあうことで、
初めて前進するための手がかりを得ることができる。
弊社にはその環境があったのです。
また、面接で開発担当の上役の方が
私の話を熱心に聞いて下さったこと、
そして面接の翌日に内定を頂けたスピード感も
入社の決め手になりました。 |
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これまでのキャリア |
入社後はゴム材料研究開発(2年)⇒
ゴム製品設計開発(2年)⇒
ゴム材料研究開発(現在2年目) |