| これが私の仕事 |
シミュレーション技術を活用し、プロセスの内部現象を解明！
私たちの部署は、全社組織として各地の製造所・研究所の需要に応じて、化学プロセスの構築や改善を行っています。なかでも私は、化学プロセスを数理モデルに置き換え、計算機上でシミュレーションすることによって、現状を分析したり、将来を予測したりする業務に携わっています。今の部署に配属されてまだ1年半ですが、熱流動解析や粉体解析を活用して、熱交換器、撹拌機、充填層型反応器、塗工機などの多様なシミュレーションを実施してきました。CAE技術者としての立場から製造所・研究所スタッフと議論を重ね、協力して課題を乗り越えていくところにやりがいを感じています。また、全社の様々な装置を扱うチャンスがあり、それに付随して様々な解析技術（熱流動、粉体、構造、希薄流など）や最新のモデルを導入して自社の技術向上に貢献しています。 |
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だからこの仕事が好き！
一番うれしかったことにまつわるエピソード |
シミュレーションと現場のギャップを乗り越え、現象の本質をつかむ
私自身はまず、現象を数理モデルで説明できたとき、嬉しさを感じます。シミュレーションを行えば何らかの結果は得られますが、すべての支配因子を適切にモデル化しなければ、見当違いな結果しか得られません。適切な数理モデルを作れたということは、その現象に対する本質的な理解を得られたということになります。一方、企業の製造設備には多くの外乱が含まれており、しばしば数理モデルがそのまま通用しないことに、この仕事の難しさがあります。その場合は、現場をよく観察し、操業担当者の話を聞き、頭を悩ませ、数理モデルとの差異を埋めていかなければなりません。このような苦労を乗り越え、検討結果が実際の装置に反映され、利益を生み出したとき、もっとも大きな喜びを感じます。 |
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| ズバリ！私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自分の専門を活かし、さらに磨き続けたくて
就職活動時には博士コースの学生だったため、自分の専門である熱流動解析の知識を活かしたいという思いを強く抱いていました。当社は、シミュレーションによるプロセス検討を推進しており、また、高度な解析技術を持つ社員がいることから、自分の専門を活かし、なおかつ磨いていくことができると考え、入社しました。実際に、配属後すぐに案件を任せて頂き、専門を活かしながら主体的に仕事をさせて頂けていると感じています。また、案件を進める過程で、上司や先輩社員と議論を重ねることによって、専門の幅を広げられていると実感しています。 |
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| これまでのキャリア |
・1年目～ 大分製造所 技術グループ
・2年目～ プロセス技術部 |
