株式会社加藤 採用担当の神田(こうだ)です。
さて、今日も「選考であなたの経験を聞く」について。
少しお話しします。
(もしかしたら前も話したかもしれません)
未来のことはわからないですよね。
誰しも。
でも、過去のことはわかっていますよね。
そして、それは事実として動かしようがないことでしょう。
(もし動かせる、事実を変えられるということであればすごいことですが…)
ということは、経験を聞くことで、
・事実が起こったシチュエーションを理解した上で、
・その事実をどのように捉え、または解釈し、
・その事実に対してどのような考えで、どのように行動をとったのか?
がわかるわけです。
そして、この時の考えと行動は再現性が高いと考えます。
ご自身の経験を振り返ってみてください。
…
どうですか?
再現性があるもの、なんだか似たようなシチュエーションの時に同じような捉え方、考え方、行動をしているな…と思い当たるものありませんか?
概ね、こういうものはエピソード化されているケースが多いですが、
別にエピソードでなくてもいいのです。
この一連の捉え方、考え方、行動は実はなかなか変わらない、というか変えられないことが多いです。(夏休みの宿題の取り組み方、勉強の仕方、ノートの取り方等々、他にもいろいろありますが)
だから、経験を聞くのです。
経験を聞くことで、人物理解はかなり進みます。
一度、みなさんもご自身を振り返ってみてください。
今まで自分一人では気付かなかったような自分の特徴、クセ、強み、弱み…と出会えるかもしれませんよ。