株式会社セキサン

設計図や仕様書にもとづいて、工事に必要な資材・数量、人件費などを算出し、費用を明らかにする積算業務。目立つ仕事ではありませんが、適正なコストマネジメントを行うためには、工事の発注者にとっても受注者にとっても重要な工程です。建築や工事に関する幅広い専門知識が必要だからこそ、当社が設立から50年以上にわたって蓄積してきた膨大なデータやノウハウは大きな強み。大手ゼネコンと安定した取引を続けてこられたのは、確かな仕事を通じて築き上げた信頼の証です。本社を置く北海道はもちろんのこと、東京・東北・大阪などの建築プロジェクトにも参加しており、みなさんがよくご存じの建物の積算業務にも携わっています。

積算業務は建設業界の陰の立役者。積算なしに工事は始まりません。工事に必要なものをすみずみまで拾い出し、数字を一つずつ積み上げて総費用を算出します。図面上で建築物と対面して正確に情報を読み取る積算業務は、一人で黙々と仕事をするイメージがあるかもしれません。確かにPCシステムを使ったデスクワークが中心ですが、当社ではチーム制を導入。さまざまな業務をチーム内で分業し、お互いに担当分野や進行状況などを確認しながらチーム全員で取り組みます。図面で向き合い続けた建築物が完成した時の感慨はひとしお。ミスのない正確な仕事が求められる厳しさはありますが、それ以上に大きなやりがいを感じられるはずです。

当社では社員同士の交流やチームワークを大切にしています。計算などの細かい業務が多いため普段のオフィス内は静かですが、コミュニケーションを深めるために月1回の食事会・レクリエーションを実施。上司や同僚と気軽に語り合える機会を設けています。長く勤務する先輩社員も多く、分からないことがある時や悩んだ時は頼りになるはず。チームワークを重視する社風は、前向きに働ける環境も生み出しています。年数回、社内勉強会を開催するなど人材育成にも積極的に取り組んでおり、資格取得も手厚くサポート。2024年4月現在、建築積算士の資格取得者は30名となりました。さらに高みを目指し、建築士などの資格取得を目指す社員も多くいます。