これが私の仕事 |
普通の生活ではあまり目にしないダイヤモンド工具の開発・改良 ダイヤモンド工具の中でも
回転切削工具の製造に用いられる
ダイヤモンドホイールの開発と改良を
メインに担当しています。
穴をあける時に使用するドリルや部品の側面、
底面を加工するときに使用する
エンドミルには、必ず「溝」が存在します。
その「溝」部分の加工をより速く高精度に
加工することのできるダイヤモンドホイールの
開発に取り組んでいます。
製品完成までに20~30枚もの
試作品を作り、社内評価を行い、
お客さまと何度も打ち合わせを重ねます。
ご要望に添えるオーダーメイドの工具を
ご提案できるよう、チーム全員で
仕事と向き合う毎日には、刺激もいっぱい!
完成に向けて試行錯誤の日々が続きますし
根気も必要ですが、
満足いくものができたときの充実感は大きいです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
なかなかうまく結果が出せない開発の中で… 他社と差をつけるためにも
新製品の開発は必要不可欠。
今も
「回転切削工具の溝部分の加工において
現行製品よりも切れ味を向上させる」
ことをテーマにした開発が進行中です。
切れ味を向上させるといっても、
現状の寿命維持は大前提。
切れ味の向上のみに目を向けると、
寿命が短くなってしまうため
「こうすればできるはず」
と仮説をたて取り組んでいます。
失敗が続く中、先日ついに
試作品の社内評価で好結果を出すことに成功!
新製品として提案できるかも、
と言われたときは本当に嬉しかったですね。
現在、私のいる工場には
女性技術者は2名のみなのですが、
産休や時短制度などの福利厚生も充実。
これからも長く技術者として、
女性目線を活かした開発を牽引できる
存在になることも、私の目標のひとつです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大学で学んだ知識と技術を活かしつつ、大好きなモノづくりに携われる環境 実家が整備工場だったため
小さな頃から機械や部品にふれる機会が多く、
今でもタイヤ・オイル交換なら自分でできるほど。
工業高校で汎用の旋盤やフライス盤、
様々な工具を使用する中で、
自然と「モノづくりに関わる仕事がしたい」
と思うようになりました。
大学で機械工学を学び、就職活動を進める中で
地元で高評価だった当社の説明会に参加。
あらゆる分野で、お客さまの要望に対し
オーダーメイドで対応していることを知り、
「必要とされる愛される工具を作りたい」
「ここしかない!」と感じたことを覚えています。
入社後は学生時代に学んだ知識に
仕事で得た技術をプラスしてモノづくりに邁進中!
お客さまに「いい製品をありがとう」といっていただける
技術者になれるようスキルを磨いています。 |
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これまでのキャリア |
2017年/入社
2017年/製品開発を手掛ける技術者として生産技術部生産技術課に配属(現職:今年で4年目) |