これが私の仕事 |
薄さ数マイクロメートルの加工を可能にする、ダイヤモンド工具の開発。 無数の半導体が組み込まれている携帯電話。
私が主に取り扱っているのは、これらの半導体を
加工するために必要なダイヤモンド工具です。
単に工場で作るだけの業務ではありません。
時には中国、台湾のお客様を直接訪問して
・どんな製品を加工するのか
・どういう加工をしたいのか
お客様のご要望をお聞きし、需要にあった工具を紹介したり
テスト品の開発を行ったりしています。
半導体業界は技術革新が激しい分、
商談においてもスピードが重要。
そのため、通訳を介さず、中国語を駆使して
お客様と無駄のないコミュニケーションを
心がけています。
手掛けた工具の使い勝手をお客様から直に聞ける上、
まだ世に出ていない最先端の製品開発に
関わることもできるので、技術者としては
多いにやりがいを感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
世界最大手が、値段ではなく技術を評価して、工具を採用してくれた! “切れ味”“寿命”“製品へのダメージ”
お客様によって、工具に求める優先順位は異なります。
旭ダイヤモンド工業のいいところは
お客様の細かな要望に合わせて
工具をカスタマイズできるところです。
「御社は、どういう加工ができるの?」
お客様が興味を示したら、まず標準品の工具の中から
ニーズに合いそうなものをテスト品として提案。
その後、お客様の反応を伺いながら、
何が一番いいか当たりをつけていきます。
改良を重ねていく中で「品質が上がっているよ」と
お客様から言われると、技術者としての喜びを感じます。
直近では、世界最大手の半導体加工の会社様から
1年間の評価期間を経て工具を
採用してもらえることになりました。
値引きなどではなく、
純粋にものづくりで勝負できるのは
嬉しいですね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
ダイヤモンド工具なら、色んなものづくりに関われるから。 就活で探していたのは、ものづくりに関わる仕事です。
大学院で理論的なことも学びましたが
興味があったのは研究開発のような基礎レベルではなく
現場に近い、臨床レベルでのものづくり。
その点、切る・削る・磨く・穴を空けるなど
有用性の高いダイヤモンド工具は
製品を加工する様々なシーンで用いられています。
たとえば、道路を切るカッター、
大理石を切るワイヤー、天体望遠鏡のレンズ、
車のエンジンのピストン、半導体のシリコンなど
大きなものからミクロレベルまで多種多様。
ここなら色んなものづくりに
関わることができそう…と思いました。
また、私は中国語と日本語が話せるのですが
この会社は海外に積極的に展開しており、
語学力を活かして働くことができる点にも惹かれ
入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
2015年/入社
2015年/製造部・企画担当
2017年/生産技術担当 |