合資会社松野鋳造所は、人工砂とアルカリフェノール樹脂を活用した製造技術とプロセスを強みに、産業用ロボット部品や工作機械、一般産業機械などを製造する「日本のモノづくりを支えるモノづくり企業」です。よりよい製品をより速く、確実にをモットーに、技術向上と社員教育を積極的におこない、新しい製品やビジネスを生み出す「鋳物屋らしくない鋳物屋」を目指しています。
「鋳物屋らしくない鋳物屋を目指す」、当社は創業大正3年の老舗鋳物メーカーとして、産業用ロボットや工作機械、製材機械、建設機械といった機械部品の製造を主力事業としています。2008年には工場を移転し、人工砂とアルカリフェノール樹脂を用いた新しい製造方法と設備を駆使し、厳格な寸法精度および面粗度の平準化を可能に。「よりよい製品を、より速く、確実に」をモットーに、薄肉・複雑形状の製品づくりを強みに、量産からオーダーものまで一貫して自社製造しています。今後はこれから増えていくロボット産業を軸に、顧客のニーズに応える製品をつくりながら、日本の産業、モノづくりを支えていきます。
1500℃の鉄を扱う製造職をはじめ、当社の多くの仕事には、豊富な職人技術が必要不可欠。そこで当社は、先輩スタッフによる指導を徹底し、時間をかけながら一つずつ仕事を学び、知識・技術を培う環境を整えています。だからこそ、現在活躍しているスタッフのほとんどが、未経験スタート。むしろ現在の鋳物業界は、若者の現場離れによる後継者問題があり、技術力のある職人は減っている現状です。そのため、当社は人材を人財とし、若手から中堅、そしてベテランの「職人」を大切に、それぞれがよりスキルアップできるよう、こうした社内教育や外部研修への参加などを積極的に推進しています。
当社では若手とベテランが活躍し、その中間層である30代のスタッフがあまりいません。現在は両方の世代がタッグを組んで、業務のブラッシュアップや新規事業へと舵をすすめています。しかし、今後はその間のリーダーを担う社員を育成していきたいとも考えています。そんな当社の評価制度は、年功序列ではなく、実力主義。仕事への意欲や将来への成長に向けた過程を評価するため、誰でも上を目指すことができます。「鋳物でこんなことがしたい!」、「トップレベルの職人を目指したい!」、そうした熱意や積極性のある方を育成し、あらゆる世代が活躍する会社となり、鋳物メーカーとして独自の地位を築いていきます。
事業内容 | ◆銑鉄鋳物製造業
産業用ロボット・工作機械・製材機械・建設機械などの部品製造 |
---|---|
設立 | 1940年 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 30名(2016年4月時点) |
売上高 | 4億3,000万円(2021年11月時点) |
代表者 | 松野 一治 |
事業所 | ◆本社
静岡県島田市阪本644-1 TEL:0547-38-6441 |
沿革 | 大正3年 初代 松野一が島田市横井にて木型業発足
昭和3年 高級鋳鉄の鋳造開始 昭和15年 合資会社 松野鋳造所 設立 昭和35年 新工場建設 昭和45年 工場増築 昭和54年 松野一博が社長社長就任(2代目) 昭和59年 新キューポラ3t導入 平成2年 工場改築、ハンガーショットブラスト導入 平成9年 高周波電気炉(2t)設置 平成19年 島田市阪本に新工場建設 平成20年 工場移転 アルカリフェノール人口砂造型へ移行 平成26年 松野 一治 社長就任(3代目) 平成28年 連続ロングアームミキサーを20t/hに増強 平成29年 超音波探傷器を最新版に更新 |
※リクナビ2025における「プレエントリー候補」に追加された件数をもとに集計し、プレエントリーまたは説明会・面接予約受付中の企業をランキングの選出対象としております。