これが私の仕事 |
社会課題の解決を目指す基礎研究に対し、研究支援をしています。 日本社会が直面している社会課題の解決を目指す基礎研究に対する研究支援(ファンディング)を通じて、革新的な科学技術イノベーションを創出することを目的とした「戦略的創造研究推進事業」の運営を担当しています。
具体的な業務としては、公募する研究テーマの設定や、研究プロジェクトの選定、採択したプロジェクトの進捗管理・評価など。例えば最近担当した課題には、AI関連やIoT関連の研究などがあります。これらの一連の業務を、JSTの職員のほか、大学や企業の研究者や省庁関係者などのステークホルダーの方々のご協力を得ながら、推進しています。
業務を進める上での調整力や交渉力、会議の進行といったビジネス上のコミュニケーション能力に加え、当事業が税金で運用されている性質上、慎重にプロジェクトを進める力が求められます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
6年で3部署を経験し、JST内外の幅広い業務を通じて成長できました。 入構6年目にして既に3部署目と多くの経験を積むことができて、社会人として柔軟性や適応力の向上、視野の広がりなどを実感しています。
特に文部科学省への派遣は、JST事業ではない情報技術関連のプロジェクトに関わったことで、JSTの組織や事業を客観視し、さらに理解を深める良い機会となりました。また、遂行する業務内容も幅広く、かなり忙しいプロジェクトであった分、仕事人としての基礎力も相当磨かれた印象があります。
私の場合は少し特殊かもしれませんが、JSTの総合職は基本的に3~4年で異動があります。JST内だけでなく、文部科学省等の省庁や大学、企業等へ出向する機会もあり、さまざまな業務を経験して知見を広げたい人にとっては、非常に合っている組織だと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
JSTなら、職員一人の力でたくさんの研究者のチャレンジをサポートできる。 大学で経営工学を学んだ私は、卒論を執筆する過程で研究の面白さを知り、大学では修士課程まで進みました。自分の力が及ばずに研究者を目指す道は断念しましたが、「研究」は資源に乏しい日本が世界で存在感を発揮するための数少ない手段であるという思いに変わりはありませんでした。
そこで私は、研究者にならずとも、何かしら日本の研究を盛り上げる仕事がしたいという考えのもとで就職活動をスタート。数ある候補の一つがJSTでした。
ただ単に研究資金を配分するのではなく、多様なステークホルダーと戦略を練り、研究成果を最大化するために手を尽くす。こうしたJSTの取り組みは、まさに自分がやりたかった業務でした。ぜひJSTの一員として、日本の研究を盛り上げたいと思い入構を決めました。 |
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これまでのキャリア |
2014年4月:新卒入社(産学連携展開部 研究支援グループ)
2017年2月:派遣(文部科学省 研究振興局 参事官(情報担当)付)
2019年4月(戦略研究推進部 ICTグループ)※現職 |