これが私の仕事 |
図面作成だけではない「考え、提案する」設計業務です ダムや河川に設置する機械設備の設計や、それに関連する技術開発を行っています。当社で定義する設計とは非常に守備範囲が広く、河川など工事対象の改修計画の段階からプロジェクトチームに入り、そこで使用される水門やゲートの種類や工法を選択し、官公庁をはじめとする発注者に提案するケースもありますね。ただ図面を描く仕事というワケではなく、自分の経験や知識に基づいた判断が求められ、自らが考案・デザインした製品を現実化していけるポジションです。またもちろん、製品の機能を高めていくための様々な工夫や提案も求められてきます。当社の製品の多くは、災害時には多くの人命や財産を守る役割を持つ設備。モノづくりの中でもプレッシャーの大きな仕事ですが、製品が完成した際の喜びと感動も、やはり相当に大きいですね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分で考案した水害対策システムが製品化、実際に活躍! 入社して3年目に、新型の水害対策製品の開発を手掛ける機会がありました。お客様は海沿いの工場で、高潮が来ればいつ浸水するか分からない、しかし高価な水害対策システムは導入できない、という悩みを持っておられたんです。既存品は鉄製の扉を油圧で動かすシステム。そのコストを削減するために、鉄ではなくゴムを素材に選んで軽量化。おかげで油圧も空圧に変更する事が出来ました。性能についてもしっかりと検討し資料を作成して提案に臨んだ結果、無事採用。しかもその後実際の高潮が発生した時に、このシステムがしっかり作動し工場を守ったんです。お客様にもとても喜んで頂けましたし、後にこの製品は商品化され、他のお客様のもとへも導入実績を作る事が出来ました。必要とされる製品を創り出せる。これは技術者冥利に尽きる事だと思いますね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
社会と環境の繋がりを築く技術。そこに惹かれました! 学生時代から技術業務に就きたいと考えていましたが、ただ技術に関わるだけではなく「社会に役立つ仕事がしたい」という意識が強かったですね。そうした中、豊国工業が掲げていたキャッチコピー「1000年先も地球でいたい」という言葉が強く心に残ったんです。私が就職活動をしていた当時は、ちょうど「エコロジー」「環境志向」という概念が定着し始めていた時期。人間社会と自然の結びつきを技術力で創り上げていく事業内容に大きな将来性を感じて、入社を決めました。ただ、当社は大企業ではありません。入社後は一人で三役も四役も仕事をこなす環境にずいぶん鍛えられましたが、その経験のおかげで今の自分があると思います。何より、会社が持つ「新しいものにはどんどんチャレンジする」という風土は、自分の一番のお気に入りポイントですね。 |
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これまでのキャリア |
開発(6年)→設計(1年)→新規事業(2年)→設計(14年) |