このページでは、日新製薬が製造している数百種類以上ある医薬品の中でも特徴のある製品についてご紹介します。
1.10%デヒドロコール酸注「ニッシン」
こちらは胆道(胆管・胆のう)系疾患及び胆汁うっ滞を伴う肝疾患に処方される医薬品です。
各社が不採算を理由にデヒドロコール酸注射液の製造販売を中止しました。その後、日本小児外科学会より当社への製造再開要請がありました。
そこで当社が要請に応え1996年に製造販売を再開し、現在、利胆剤注射剤として唯一供給を継続しています。
2.ワルファリンK細粒0.2%「NS」
ワルファリンカリウム製剤は、血栓塞栓症の治療及び予防する薬剤です。この薬剤は、小児にも投与量を調整して使用します。ですがこの製剤が販売された当初は錠剤のみの販売であり、微量調整のため錠剤を粉砕し使用されておりました。
更にこの医薬品は錠剤の粉砕により、含量低下や分包誤差が発生しやすいなどの問題がありました。
そのため、特に微量調整の必要な小児科領域では、細粒剤の発売を強く望まれていました。
当社ではそのニーズに応えるべく、ワルファリンカリウムの細粒剤を開発し、日本初の細粒剤として2009年11月より発売しています。
更に販売後、無包装状態での安定化に取り組み、2016年7月より改良品の販売を行っています。
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