これが私の仕事 |
宇宙に向かうロケットの安全を支える地上システム設計 ロケットが地上から宇宙へ向かって飛び立っていく最中、地上側ではたくさんのアンテナがロケットからの情報を収集したり、指令を送ってロケットのサポートを行っております。
一つの地上局でロケット打ち上げ前から、宇宙空間にて衛星が分離するまでの間、通信を行うことは不可能です。そのため、ロケットが飛行する軌道に基づいていくつもの地上局が運用を引き継ぎながらロケットの安全を見守ります。
私は、そういった地上局設備のシステム設計を行っており、ロケット打上運用時に使用する地上局設備(空中線設備、受信設備、送信設備、測距設備)の全体システムの立案や既存設備の改修設計等を実施しております。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ロケットが打ち上がった時の喜びやドキドキは何回経験しても飽きません。 私の故郷は、鹿児島県の種子島です。
種子島には、種子島宇宙センターがあり、世界一美しいロケット発射場と言われております。
私は、子供のころからロケットの打ち上げを学校の校庭や自宅の屋上から見ており、小学生の時にロケットに関わる作文を書いて入賞したこともあります。
そんな私が、この仕事に就いて打上運用者の一員として打上げに臨んだ際は、とても誇らしく、感動を覚えました。(後に両親や兄弟に自慢したことは言うまでのありません。)
この感情は、入社して15年になる現在でも感じることが出来、設備をお客様に納入するまでいろんな課題や問題に直面し、へこむときもありますがロケットがその苦労を宇宙に毎回持っていってくれるので、また頑張ろうと勇気を貰えます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
種子島の自慢である宇宙、ロケットという分野に携われ活躍できると感じた。 高校に進学する際に、中学の担任の先生に自分にピッタリな学校があると水産高校を紹介してもらいました。(実家が種子島で自営業をしており、農業、漁業、牧畜を行っている)
高校は、鹿児島本土にあるため寮生活となりましたが、将来海や宇宙に携われる仕事をしようと思っていました。
この会社を選んだのは、宇宙開発との関わりがあり、国の仕事や国民の生活に関わる重要なことに携われるというやりがいのある仕事に魅力を感じたからです。
また、学校に面談に来てくれた当時の社長(現会長)がとても親しみやすく、種子島の人たちと似たような感覚を感じたからです。
入社後も九州出身の先輩や同僚が多く、話しやすい風土があったので安心して会社生活を送っています。 |
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これまでのキャリア |
地上設備のシステム設計を行う設計課に配属されて今年で、15年目 |