日研フードは、天然調味料を主力製品に、粉末飲料、機能性素材の製造、販売、研究開発を行っているBtoB企業です。2024年3月に創業60周年を迎えました。当社製品は、大手食品メーカー、外食産業など幅広い業界で使用いただいており、皆さんが普段口にしている様々な食品に当社製品が使われています。日本国内に3拠点、海外に5拠点を構え世界約30か国に製品を輸出、海外展開も戦略的に進める「食品業界の縁の下の力持ち」企業です。
天然調味料とは肉・魚介類・野菜などの自然の恵みを原料とし、うま味の元であるエキス分を水やオイルで抽出した、いわば「天然のだし」です。開発された製品は世界約30カ国に輸出され、食品業界のあらゆる分野で利用されています。当社の強みはさまざまなニーズに応える技術力。社内各部署の緊密な連携で、お客様からのご要望にスピーディーにお応えしています。食品安全マネジメントシステムFSSC22000取得や国際基準の監査受審、海外戦略本部の設立等、近年では海外展開も推進しており、日研フード社員の活躍の舞台はますます広がっています。
創業以来の企業文化として当社の特徴でもあるのが、物事を肯定的にとらえる「肯定哲学」 。お客様に対してはもちろん、社内外のステークホルダーに対しても相手を尊重する気持ちを持つことを常に意識し、仕事に取り組む社風があります。向き合う相手側の視点と思いやりを持つことが誠実な仕事と結果に繋がると考えています。社内では世代を超えた意見交換や、会社や事業をより良くするためのアイディアが積極的に交わされています。創業から2024年で60年、近年は機能性素材分野など新事業への取り組みや新組織設立等を行い、日研フードに革新をもたらしていくため、私たちは日々あらゆる挑戦を続けています。
緑化優良工場等表彰制度の関東経済産業局長賞を受賞した緑豊かな本社敷地内で、1.5ヘクタールのJAS有機認証を取得したオーガニック農園を運営しています。また茶殻など工場から排出する有機性廃棄物を堆肥化し、土壌作りに有効活用しています。自社農園で採れた有機野菜や果物は自社運営の社員食堂で提供されたり社内販売され、季節ごとの自然の恵みを感じることが出来ます。この資源リサイクルを実践し、環境保全型農法で地球にやさしく地域社会と調和のとれた農園運用を行っています。数多くの当社SDGsへの取り組みの代表例です。
事業内容 | 天然調味料、粉末飲料、機能性素材の製造、販売、研究開発 |
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創業 | 1964年3月 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 代表取締役社長 越智康倫 |
売上高 | 115.3億円(2022年度実績) |
従業員数 | 269人(2024年1月) |
事業所 | 本社・工場:静岡県袋井市春岡723-1
東京オフィス:東京都中央区日本橋本町1-6-1 丸柏タマビル8階 大阪営業所:大阪府大阪市淀川区西中島5-1-8-305 ニッケンビル3階 海外:中国上海(2社)、タイ、台湾、アメリカ |
主要取引先 | 大手食品加工メーカー、商社 他
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関連会社・協力会社 | <関連会社>
カッセイ食品株式会社 上海日研食品有限公司 味研貿易(上海)有限公司 台湾日研有限公司 タイ日研フード株式会社 日研フードUSA株式会社 <協力会社> 三共食品株式会社 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人 |
40ヵ国以上へ輸出 | アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、北米、中米等、世界約30国に輸出。
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沿革 | 1964年3月 資本金200万円で大阪市北区曽根崎新地にて発足
1973年10月 本社を大阪市淀川区西中島に移転 1976年7月 静岡工場第一期工事竣工 1978年3月 静岡工場第二期工事竣工 1982年3月 現在本社地に日研フード株式会社設立 1987年3月 食品未来研究所竣工 1991年3月 本社新事務棟竣工 1996年4月 台湾日研有限公司設立 1996年7月 上海日研食品有限公司設立 1998年11月 味研貿易(上海)有限公司設立 2005年5月 タイ日研エンタープライズ株式会社設立(2018年4月にタイ日研フードへ統合) 2006年8月 東京営業所 日本橋へ移転 2007年1月 日研フードUSA株式会社設立 2008年8月 国際規格ISO14001の認証取得 本社新スプレー工場竣工 2010年1月 NF50プロジェクトスタート(50周年に向けた工場建設、システム改善プロジェクト) 2010年2月 日研フードUSA株式会社 事務所・倉庫移転 2010年11月 カッセイ食品株式会社 耐震・防音工事完了 2011年3月 タイ日研フード株式会社設立 2011年4月 本社エキス新工場竣工 2011年10月 FSSC22000(Food Safety System Certification 22000)の認証取得 2012年5月 本社お茶新工場竣工 2012年7月 タイ日研フード株式会社 工場竣工 2012年11月 本社工場耐震工事完了 2013年8月 NF50プロジェクト完了 2014年3月 創業50周年 2017年6月 ふじのくに健康づくり推進事業所宣言 ホワイト事業所 認定 2017年11月 緑化優良工場等表彰制度 会長賞 受賞 2018年4月 ふじのくに健康づくり推進事業所宣言 ブロンズ事業所 認定 2019年2月 健康経営優良法人 認定(以降毎年認定) 2021年4月 EcoVadisブロンズメダル取得 2022年12月 緑化優良工場等表彰制度 関東経済産業局長賞 受賞 2023年1月 静岡県地球温暖化防止活動知事褒賞 受賞 |
社名の由来 | 「日に日に研究して健康にプラスする食品を作り出したい」という想いを込めて命名。 |
経営姿勢 | 私たちは、「肯定哲学」「SEILの精神」「BCD商品」の3つを経営姿勢として掲げています。
〇基本マインド 何事も前向きにポジティブにとらえる「肯定哲学」を基本マインドに、夢の実現に向けて積極的にチャレンジし、世界中の人々の健康に貢献していきます。 〇企業マインド SEILとは、「迅速な行動(Speed)、業務効率の向上(Efficiency)、飽くなき創意工夫(Idea)、たゆまぬ探究(Laboratory)」の頭文字をとったもの。 またこの言葉には登山に使う「ザイル」の意味もこめられています。私たちはSEILの精神を、共に働くチームを結びつけ、高い目標に到達するための命綱として大切に考えています。 〇開発マインド Better(より良いもの) Cost effective(価格競争力のあるもの) Different(独自性のあるもの) ムリ・ムダ・ムラがなくクレームゼロ・高い価格競争力・どこにもない新しさ、という3つを兼ね備えた魅力的な商品を開発し、世の中に貢献しようという意志が込められています。 |
本社農園 | 静岡県は温暖な気候で、晴天も多く、山からの天然水もあることから、食物が美味しい環境にあります。
当社では大地の恵みである食物を大切に、敷地内に有機JAS認証のオーガニック農園があります。またお茶製品の製造過程で生ずる「茶殻」を「たい肥」に変え有効利用をしております。栽培された野菜は本社食堂で提供されたり、格安で社内販売されています。また、農園では社員とその家族が参加できる「収穫祭」(野菜収穫体験・食育イベント)も開催されます。 食品会社として大切な、自然の恵みを身体で感じることができます。 |
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