全国津々浦々の就活生の皆さん、ごきげんよう。
今日の山口県はとても良い天気じゃ。
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ま、そんなことはさておき、今日は「大晃ポンプたちは、船の中でどのような仕事をしている?」じゃ。
まずは、エンジンからじゃ。
高さ14m、全長27m、重量2,300トン。
これはコンテナ船に搭載される世界最大のディーゼルエンジンのサイズなんじゃ。
インタークーラーターボ付き直列14気筒、排気量2千5百万cc!でなんと11万馬力!を発生させとる。
ピストンの直径は1m、これがシリンダーの中で2.5mもの往復動をしておるのじゃ。
長距離航海では、1ヶ月間休まず運転するような使用条件にも耐えられるように作られとる。
耐用年数は20年以上 … 非常に高い信頼性を要求される船舶用エンジンには大小様々な
ポンプが搭載され、当然じゃが高性能なものが求められとる。
内燃機関としては最も大型となる船舶用エンジンには多種多様の潤滑油や燃料油が使われとるが、
これらを様々な条件下で順調に移送するのがポンプの役目なんじゃ。
それと、運転中のエンジン本体や潤滑油は高温となるから、大量の冷却水を循環させる必要がある。
さらに冷却水に海水を用いる場合は、“腐食”への耐性も考慮せんとならん!!
ポンプが止まれば船も止まってしまう! … 重い使命を負う大晃ポンプは、過酷な環境の中で今日も黙々と働いてくれとる。そして安全な航海を支えておるのじゃ。どうじゃ、すごいじゃろう!!!
因みに、現在全世界で生産される船舶用エンジンの2割程度が純日本製じゃが、第二次世界大戦中に連合国の輸送船団を震え上がらせた潜水艦“Uボート”用のディーゼルエンジンを供給していたドイツの『MAN』社は、現在ではタンカーやコンテナ船用の大型ディーゼル機関について世界市場の約7割を占有する企業となっとる。また、ディーゼル機関を発明した“ルドルフ・ディーゼル”を擁しておった会社としても有名で、ドイツ本国ではメルセデス・ベンツに次ぐトラックメーカーなんじゃ。
・・・ついでの話じゃがの。
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さあて、次はポンプの何について語ろうかの・・・
楽しみにしておいてくれの~!!!