これが私の仕事 |
人々の生活を支える重要な仕事 私は現在、治山施設の点検業務を行っています。治山施設とは、文字の通り「山を治める」施設です。例えば、山の斜面は自然の状態だと雨や風などにより削れていきます。山が削れると植物が生息できなくなり、土の状態が弱くなることで土砂災害などが起こる可能性があります。このような山の環境の悪化や災害を防ぐための治山施設がつくられます。まちや人の命を守る重要な治山施設ですが、山の中にあるため多くの人がその存在を知りません。街中にも施設がありますが、どのような役割があるか知らないと思います。その理由は、これらの施設が機能を果たし、人々の生活に溶け込み陰から支えているからです。建設コンサルタントはこのような防災施設や道路、橋などを造るための設計業務、既にある施設の維持管理のための点検業務などを行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「120%」の成果を届ける 治山施設の点検業務は、施設にどのような変状(ひび割れや損傷)がどこに発生しており、なぜ変状が発生したか原因を突き止める業務です。それらを記録表にまとめれば、100%の成果として発注者に提出することができます。
しかし、点検結果以外の有益な情報を加えることで、さらに良質な成果にすることができます。例えば、治山施設を住処としている絶滅危惧種を発見したことがあります。今後、施設を修繕、改修する際には保護が必要です。そのことを発注者に報告したところ、感謝され嬉しかったです。
記録表は、数年後の定期点検時などにも使われます。その時に点検を行う人が、円滑に、正確に点検を行えるように記録表を作成します。求められるものだけでなく、すべての人に感謝されるような記録表を作れるようにやりがいをもって仕事をしています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
同世代の仲間と切磋琢磨 私が勤務している【株式会社キミコン】は20代の社員が多いです。仕事の相談がしやすいのはもちろんですが、仕事中や仕事終わりに新しく買ったお茶やお菓子を持ち寄って交換したり、雑談をしたりと、とても息を抜きやすい雰囲気の職場になっています。ほかにも先輩とご飯を食べに行ったり、同期と映画観賞会やお泊り会をしたりなど交流が多いです。息抜きをした分、仕事に集中することができます。オンオフを切り替えられる人であれば、働きやすい職場です。 |
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これまでのキャリア |
長野大学-新潟大学大学院を卒業し入社しました。就職活動では建設コンサルタント業の他にも、研究職をみていました。 |