これが私の仕事 |
CLT(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の研究開発・製造 私は在学中からCLTの材料特性の研究をしておりました。一方で,大学や研究機関の開発と企業の開発は大きく異なります。企業の研究開発は社会に貢献しながら利益を上げることのできる製品を開発することが最終目的だからです。新しい材料を普及させる為には,ユーザーに使うメリットがあることはもちろんですが,担い手である企業が利益を上げられるものでなければなりません。そのため,日々の業務の中でも「歩留まり」を初めとするコストの話が常に付きまといます。日本で初めての量産CLTの開発ということで,手探りの状態ではありますが,様々な部署の人と協力しながら,一つ一つ課題を解決するために日々の業務に取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自社の製品に誇りを持つプロと一緒に仕事ができること 会社全体では研究レベルの試験体から一般の住宅,大型公共施設まで様々な案件をこなしています。銘建工業は業界トップの集成材メーカーで,規模こそそれほど大きくはありませんが,周りにいる人はプロ意識の高いとても素晴らしい方ばかりで,日々刺激を受けながら仕事をしています。また,入社1年目でも製造計画の検討や億越えの大きな案件の見積~工事まで責任のある仕事を担うことができます。1年目で失敗も多く,それなりにキツイ部分もありますが,それらを楽しみながらやれる人には向いていると思います(笑)。自分の会社でないと作れない製品を世に送り出す仕事に携わっていることが誇りでもあり,責任でもあります。大変な仕事ですがとても楽しい仕事です。嬉しかった事は沢山ありますので,ひとつだけ選ぶことはできません。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
国内でCLTの開発・製造をリードする会社であったから 自分の場合,進路としては大学に残るか,銘建工業で働くかの2択でした。割と歳を重ねていてそろそろ働かねば!という意識があったのももちろんですが,建築という実務との結びつきが強い分野にいたこともあり,実際の製造・開発現場で仕事をしてみたいという思いがありました。また,規格がない材料に,研究段階から実際に世の中に普及していくところに携われるチャンスに巡り合えたというのもとても大きいです。大断面事業部は人が少ない分結束が強く,頼れる先輩方が大勢いるので,自分が失敗しても大丈夫という安心感の中で仕事ができることが大きな魅力だと思います。 |
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これまでのキャリア |
2014年入社 開発部配属 |