こんにちは。 採用センターの降旗です。
今回は、私が配属された一番初めのプロジェクトについてお話しようと思います。
新人研修が終わりすぐに配属されたプロジェクトでは商社の社内システムを開発していました。
配属されてまず担当したのは「プログラミング」と「テスト」です。
「プログラミング」では先輩が作った設計書とにらめっこしながら
わからないことを周囲の人に方に教わったりインターネットで調べたりしたりと
最初は大変苦労しました。
研修で学んだのは「COBOL」、「Java」でしたがここで使用した言語は「Visual Basic」です。
使用言語についての質問は説明会等でも良く頂きますが、言語はとてもたくさんの種類があり、プロジェクトによって使用される言語は様々です。私もこれまで色々経験しています。1つの言語を扱えるようになると他の言語の習得も難しくはないため、過度に不安に感じることはありません。
話が逸れましたが、プログラミングが終わると、「テスト」を行います。
プログラミングした内容がきちんと想定通り動作するかを確認します。
テストにも確認観点によって、段階があります。
(1)単体テスト
設計書に記載されている内容が全て網羅されているか、
プログラムを細かく単位に分け、1つ1つ確認します。
↓
(2)結合テスト
単体テストで確認したプログラムを組み合わせて、
想定通り動作するかを確認します。
↓
(3)システムテスト
システム全体を通したテストです。
実際にお客様が運用している手順でテストを行い
本番業務の要件を全て満たしているか、全体を総合して確認します。
他にも、ユーザーテストやステージング環境(※本番環境と同じようなテスト環境)でのテストなど、様々な観点でテストをします。
現場に配属されるまでは、テストというと、
"自分が作成or修正したプログラムの部分だけ"
を確認出来れば良い、と思っていました。
でも実際は違います。
それだけではなく、
・修正していない部分が今までと同じように動くこと
・パフォーマンスが問題ないこと
など、自分が触っていない部分も含めて確認することが必要なのです。
確認しなければいけない観点が一つでも漏れていると、
本番障害に繋がります。
初めてのプロジェクトではこういった作業を通して、
仕事の1つ1つに責任が伴うことを実感しました。
「ここは、こういうやり方をして良いんだろうか」「次はどうすればいいんだろう?」等、
不安だらけの毎日でしたがプログラミングって 『おもしろい!!』と強く感じた時でもありました。
担当した部分は、システム全体から見たらほんの一部にしか過ぎませんが
(当時はシステム全体が全く見えていませんでしたが…)、
それでも自分が作ったものが正常に動き、上司からOKをもらった時は、
達成感がものすごくありました。
3月から連載を開始したSEブログは今回が最終回です。
お読みいただきありがとうございました。
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