春濤会の職員の特徴
1.真面目で貢献意欲が高い
2.共感性が高くて優しい
3.子どもが好き
こういうタイプの方が多い職場だと思います。
職場は子どもの話で溢れ、温かで前向きな雰囲気があります。
私はそんな職場に居心地の良さを感じつつ、
「自分は違うタイプだな!」と自覚しています。
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私自身は元々「子どもが好き」というタイプではなく、
子どもとの遊び方とかワカラナイ・・・
みたいな感じでした。
なので、学生時代まで子どもに好かれた経験もなく、やや苦手意識を持っていたと思います。
そんな私が、なぜこの仕事に就いたのか。
姉にくっついて参加したボランティアで八幡学園に行ったとき、
手持無沙汰な私のところに男の子がやって来て、ピトッと膝の上に座って来ました。
「かわいい…」「私で良いの…?」
子どもに好かれないと思っていたので、彼の意外な行動にびっくり。
辺りを見回すと、
中庭から入る日差しのキラキラを見て笑っている子、
上履きをくるくる回すのに没頭している子、
ラジカセから流れる音楽を繰り返し聴く子・・・
私の知らない子どもの姿がそこにありました。
『この子たちに見えている世界はどんな世界なの?』
『この子たちの気持ちがわかる人間になれたら、私も役に立てるかな』
これがきっかけで、福祉学部のある大学へ編入学して、八幡学園に就職しました。
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私はこういうタイプだから、この仕事が合う・合わない
そんな風に決めつける必要はないと思います。
どんな人でも、「ここでやりたいことがある」と思えるかが大切だと思います。
仕事との向き合い方も、働き方も人それぞれですし、
何が喜びで、何が楽しいかも異なります。
私は、この仕事が得意なのかはわからないし、適性があるのかもわかりません。
それでも、ここにいる子ども達のためになる仕事を面白いと思ったし、
この仕事を選んだ自分が好きだなーと思って仕事をしてきました。
そんな風に、誰もが幸せや満足感を感じながら働いていけると良いな!と思ってます。