これが私の仕事 |
CAEコンサルタント・CAEソフト販売および受託解析業務 自動車全体を対象とするシミュレーションを行うCAEソフトウェアの技術コンサルティング業務を行っています。
一口に自動車と言っても様々な技術の集合体であり、対象とするデバイスごとに起こる物理現象も多岐に渡ります。
今、私は電動化車両で使用されるリチウムイオンバッテリを対象とした電気化学反応の解析を担当しています。普段の業務は大きく分けて3種類あります。
シミュレーションモデル作成から結果処理・分析までの一連の解析を受託する業務と、ソフトウェアに関するお問合せに対応する技術サポート業務と、ソフトウェア習得を目的とした講習会の講師業務です。
そのため、技術職ではありますが、お客様のお話をお伺いする機会が非常に多く、お客様が真に求めている内容を引き出し、それを実現させることが使命と思っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客様から技術者として求めてもらえた 業務によっては、お客様先で一緒に仕事をすることもあり、私も入社して2年目の時にその機会がありました。特に印象に残っている業務は、1つの仕様を決定するために総当たりで数十万回仕様を変えて計算をする必要がありました。しかし、時間的制約から全て計算することは現実的ではありませんでした。そこで、物理現象に立ち返りそもそも計算する"価値"のない領域を取り除き、さらに幾つかの代表点から他の近しい仕様を類推する手法を取り入れたことで、一定の精度を担保したまま計算点を1/100以下に抑えることができました。
お客様から、この仕事は私が居なかったら実現できなかったと感謝のお言葉もいただけました。
背景にある現象と真摯に向き合うことで、業務の効率化できることもこの仕事の面白さの1つだと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
CAEの面白さに惹かれた 私の場合は、所属研究室の先輩にIDAJ社員がいたことがきっかけでCAE業界を初めて知りました。CAEソフトウェアの解析結果を見た時、コンピュータ上で現実世界を再現して物理現象を予測していることに非常に感動を覚えました。
物理現象に向き合うことで仕事ができるのは、研究職や一部開発職だけだと思っていたこともあり、CAEがビジネスになるという事実に鮮烈な印象を受けました。
またCAEの扱う範囲も広く、いわゆる身の周りの"マクロ"な物理現象がほぼ全て対象になると言っても過言ではありません。
当時、面接等でお会いした社員の方々が皆面白そうに自分の仕事について語っていたことも後押しとなって、入社を決定しました。 |
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これまでのキャリア |
CAEソフトを用いた技術開発支援/各分野の講習会講師/お客様先での技術コンサルティング業務(現職:今年で3年目) |