労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団

研修の一環で、「国家と自治のあり方を学ぶ-ハンセン病について-」をテーマに、映画『あん』の視聴と、国立ハンセン病資料館の見学を行いました。

資料館ではガイダンス映像や語り部講演の視聴、学芸員の方によるガイドを受けた後、展示見学をしました。 感染力が弱いのにもかかわらず不当な偏見・差別があったこと、そしてそれは現在まで続いていること、治療よりも隔離が優先された療養所の中での過酷な生活・労働、しかし患者・回復者がその中での生活をよりよくしようと奮闘し１つの自治社会が出来上がっていったこと、、、 多くのことを知り、学ぶことができました。

～感想より一部抜粋～

「時間が足りなかったのでまた行ってみたい」

「噂、デマ、差別、偏見の怖さを感じた」

「『ハンセン病の問題を通して1人の人間としてどう生きるべきか、どうあるかを考えてほしい』というメッセージが問題の本質を示していると思った」

新入団の仲間にも、協同労働を深め、実践していくうえで、今回学んだことを生かしてもらえたらと思っています。