東京都開発部のT.Yです。
私はAI(強化学習)で様々なシチュエーションに合う最適なシミュレーション結果を出すために、
シミュレータを開発したり強化学習を調整したりするプロジェクトに携わっています。
今回は「初めてのリーダー体験記」というテーマで、
私がリーダーとしてプロジェクトに務めた際の感想を話そうと思います。
一口にリーダーと言ってもプロジェクトによって担当範囲が変わったりすると思うので、
ここでいうところのリーダーとは「プロジェクトを成功させるために開発全体のスケジュールを立てて、
開発メンバーに対して作業指示を出す役割」という体でお話しさせていただきます。
リーダーを担当して開発メンバーに作業指示を出す際に難しいと感じたことは
「開発メンバーのレベルに合わせた作業を割り振ること」です。
人によって学んできたことや考え方は様々です。
なので自分の知識基準で「このくらいの量の作業ならできるかな?」と思って振った作業が
あっさりできたり、逆に思いのほか詰まってしまったりということはよくありました。
プロジェクトを成功させることが最優先になるため開発スケジュールに合った
作業量を指示することが基本になると思います。
しかし、当初は開発メンバーが無理なく成長していけるように
開発メンバーのできる量に+αを加えた量を割り振っていきたいなと考えていたので、
相手に関心を持ってできる範囲を計り続けるのが難しいなと感じていました。
そのことを上司に相談すると「(状況にもよるけど)逐一軌道を修正せず、一度チャレンジさせて
もし失敗したら振り返った方が物事覚えていきやすい」というアドバイスをいただきました。
私自身、失敗したことはかなり鮮明に覚えていて似たようなシチュエーションに遭遇した際は
「今度は気を付けて作業しよう!」という心持になるのでハッとさせられました。
そして次は作業量を細かく考えすぎずリカバリーできる範囲で
チャレンジしてもらっていく方針を試したいと思いました。
就活生の皆さんにはまだまだ先の話になるかもしれませんが、本稿を通じて弊社に限らず
色々な会社の人たちが何も考えなしに仕事を振っているわけではなく「あなたなら
これだけの作業はできるはずだ」と考えて作業を振っているんだなと感じてもらえれば幸いです。
(とはいえ計り間違っているときもあるので、無理そうなときは事前に報連相することも忘れずに)
画像は本件とは全く関係ありませんが、先日弊社で行った忘年度会のブッフェの写真です。どれもおいしかったですが、正面にある揚げ物3種盛り合わせが特に美味しかったです。
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