これが私の仕事 |
競馬番組の作成およびレースの出走申し込みに関する仕事をしています 年3回(春・夏・秋)に分けて競馬番組を作成しています。過去の開催実績や各種ルールの変更、関係者からのご意見、興行面など様々な観点を踏まえ、各競馬場でどのような条件・距離のレースを編成するか決めていきます。私たちが提供する唯一の“商品”が「レース」であり、それを一から作り上げることが出来るこの仕事に、大きな責任とやりがいを感じています。また、毎週木曜日には、当該週のレースに出走する馬の出走申し込みを受け付けています(出馬投票と言います)。紙面掲載の都合やファンサービスの観点から、出馬表の発表時刻が定められており、その時間までに数百頭の投票を受け付け、確認作業を行い、発表が出来る状態にしなければなりません。当然ながら一つのミスも許されない作業であり、常に緊張感を持って仕事に取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
宝塚記念当日、3レース連続の生ファンファーレを成功させたこと 兵庫県宝塚市にある阪神競馬場に所属していた時、「宝塚トリプル周年デー」(宝塚市制60周年・宝塚歌劇100周年・JRA60周年を記念した取組み)として、第11レースの宝塚記念に加え、第9・10レースでもオリジナルファンファーレを生演奏する企画を実施しました。演奏の際、指揮者から発走合図(旗振り)が見えないため、指揮者に演奏開始の合図を出すのが私の仕事でした。一見簡単そうですが、指揮の最初には“空振り”があるため、そのタイミングを考慮し、旗の振り始めと演奏の頭が合うように合図を出さなければなりません。注目度の高い宝塚記念当日ということもあり大きなプレッシャーがありましたが、無事に全ての合図出しを決めることができました。お客様からも喜んで頂くことができ、大きな達成感がありました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
競馬でしか味わえない感動や興奮を、より多くの方に伝えたい! 高校生の時、たまたまテレビで見たディープインパクトの走りに心を奪われ、それがきっかけで競馬に興味を持つようになりました。それからは、ディープインパクトの走りを生で見たいという思いが強くなり、2006年の有馬記念で初めてレースを観戦することが出来ました。
当時の感動を、今でも昨日のことのように覚えています。11万を超える歓声が地鳴りのように響き渡り、競馬場全体が揺れているかのようでした。応援していたディープインパクトのラストランに思わず涙が溢れ、周囲の人と「強かったね」と感動を共有しあったのを覚えています。「競馬はただのギャンブル」そういうイメージを持たれがちですが、実際にはそれだけではないドラマや、感動・興奮があります。そうした競馬の魅力をより多くの方に伝えたいと思い、JRAへの入会を決めました。 |
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これまでのキャリア |
阪神競馬場総務課(環境整備事業や競馬教室の実施等)2年
本部システム管理部業務管理システム課(雇用に関するシステム開発や社内システム管理)2年
現在は栗東トレーニング・センター競走課所属(2年目) |