これが私の仕事 |
障がいを持つ人の希望する生活を引き出し、実現するための相談支援 入所施設やグループホーム、在宅等、様々な場所で暮らしている障がいを持った人とその家族に対して障害福祉サービスを紹介したり、サービスが利用しやすくなるよう提供先と連絡調整を行ったりし、よりよい生活へと結びつけるサポートをしています。相談員4名体制で行っており、1人あたりの担当顧客はおよそ10人前後です。本人が希望する生活の実現に向けて、関係するサービス提供事業所と話し合う機会も多くあります。相談支援の中で大切にしていることは、様々な会話や仕草の中に含まれている「こうしたい」といった希望や「助けてほしい」といったニーズをしっかりと掴み取ることです。そのために利用者やその家族との信頼関係を意識し、「またここに相談に来たい」と思ってもらえる場となるよう、面談や家庭訪問、電話相談を重ねています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「自分らしい」生活を具現化していく姿を支える 一年ほど前から担当になった相談支援で関わるAさんは、高校卒業後から親元を離れ、福祉サービスを利用し地域で1人暮らしをしています。相談員として私は、福祉サービスの利用調整を行ったり、日常生活での困りごとを聴き、解決できる方法を一緒に考えたりしています。1人暮らしを続ける中で、周囲に支えられながら、できることを少しずつ自分でやってみる意識が芽生え始めました。Aさんと一緒に考えて、Aさんが「この方法ならできる」と言ってくれたことを実践してみます。最近、相談員と話し合いながら本人が「これをやる」と決めたことを一生懸命に達成しようとする姿を見ました。周囲の支援を力に、自分でできることを見つけ、少しずつ挑戦しようと成長していく姿を見るたび何度も、勇気や感動が湧いてきます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
就職後からでもたくさん学べるチャンスがある。 高校時代から福祉の世界に興味はありましたが、教員にも憧れていました。大学時代に臨床心理学を専攻する中で、人の心理面を大切にしながら働ける職に就きたいと思うようになりました。福祉分野の知識が少ないことを心配していましたが、説明会で研修制度が充実していることを知り、就職後からでも学べる環境なのだと安心できたことが決めてです。また、児童期~高齢期まで様々な年代の方が利用している施設なので、各ライフステージで大切な視点を見出しながら長い時間をかけて人の人生を見守っていけることも魅力だと感じました。 |
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これまでのキャリア |
成人部 施設入所支援(4年間)→地域支援部 相談支援(今年で2年目) |