これが私の仕事 |
日常のささやかな願いを叶え、寄り添う 皆さんはどんな時にお風呂に入りたいと思いますか?さっぱりしたい時、誰かに会う時、気分転換をしたい時、色々な場面が考えられると思います。しかしながら、世の中には様々な事情でお風呂に入れない方がたくさんいらっしゃいます。訪問入浴では、ご自宅の浴槽での入浴が困難な方に入浴の場の提供と、入浴のお手伝いさせていただき、心身ともに元気になれるような、癒しの時間を提供しています。お風呂に入りたいというささやかな願いを叶えること、これが私の仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
人生の節目の、かけがえのない時間に寄り添う ある日の朝、「今日一日持つかどうか…最後に大好きだったお風呂でさっぱりさせてあげたい。」と依頼を受け、緊急で訪問しました。入浴される方はご主人。状態は非常に悪く、意識もありませんでしたが、奥様の強い希望で入浴することとなりました。「気持ちが良いね、ずっとお風呂に入りたかったものね。」「ありがとう、本当にありがとう。」奥様は、涙をこらえながら笑顔で仰っていました。その日の昼、ご主人が亡くなられたと連絡がありました。そこでも奥様は「ありがとう」と仰っていました。これほど重みのある「ありがとう」は初めての経験でした。人生の最期の大切な時間を共有し寄り添えたことに酷く感動したことを覚えています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
一人一人の心に寄り添い、信頼関係を築く 「大学で学んだことがほとんど生かせないかもしれない。それでも大丈夫ですか。」私が最終面接で言われた言葉です。就職活動中は並行して卒業研究に熱中しており、私が一番頑張っていることに目を向けてくださったこと、理系の学生さんが入社してくれたら嬉しいと喜んで下さったのに、私の気持ちを心配してくださったことにとても感動しました。仕事をより長く、気持ちよく続けるためには社員同士の信頼関係が欠かせません。一人一人の気持ちに寄り添って一緒に考える、数多くの就職試験で唯一の経験であり、入社の決め手となりました。 |
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これまでのキャリア |
2015年4月、訪問入浴ヘルパーとして入社。2度の異動とトレーナーを経験し、現在はチーフとインストラクターの業務を兼任している。 |