これが私の仕事 |
マニュアルエアコンの次期標準ソフトを開発しています。 マニュアルエアコンを動かすためのソフトウェアの設計・実装・評価が、私の仕事。現在は、数年後に世の中に出る次期標準ソフトの開発を担当しています。今後の車種展開のベースとなる重要な仕事ですから、責任の重さを感じる反面、やりがいも大きいですよ。
現在担当しているマニュアルエアコンの詳しい話はできませんが、新しい制御技術を取り入れています。仕様書を見ながら、矛盾があれば指摘をしますし、岩手県や静岡県にあるトヨタ自動車の組立て工場まで出かけていって、実際に車に取付られたエアコンで、考えた通りの動きをするかの実証試験を行うこともあります。新しいエアコンに搭載するソフトウェアのため、私たちがミスをすると、展開製品に大きな影響を与えてしまうので、ミスがないように慎重にやるように心掛けています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分が関わったエアコンを搭載した車を見る時が一番嬉しい。 今まで一番嬉しかったのは、入社1~2年目に初めて担当した製品がメーカーのカタログに載っているのを見た時。タクシーは燃料としてLNG(液化天然ガス)を使っている車が多いのですが、気温が高くなるとLNGがタンクに入らなくなります。そこで、エアコンの機能を使ってタンクを冷やし、LNGを入れやすくするという新機能を盛り込みました。なにしろ初めての機能のため、途中で仕様が何度も変わり、その度にあらゆる可能性を考えながら評価をしなければいけませんでした。新機能が実現できるのかはもちろん、新機能を追加することで現行の機能が損なわれないかを考えながら、設計・実装・評価を繰り返し、製品品質を確保していきました。この時の経験が今も生きていて、機能追加や削除をした時に起こる可能性を考えることを学びました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
これからは電子製品が主流になると考えて、ECUの開発をしたかったから。 学生時代からドライブをすることが好きでしたから、車関係の仕事をしたいと考えていました。また、大学では制御系の研究室でコントローラの研究を行い、電気とソフトウェアの勉強をしていたので、この知識を活かしたいと考えて、就職活動をしました。そして、これからは電子製品が主流になると考えたので、ECUの開発ができる会社を探し、アンデンに就職を決めました。アンデンに決めたのは、トヨタグループの一員で、社員数や売上高の規模が大きく、長い歴史を持つ安定感に魅力を感じたからです。デンソーのグループ会社で、人材教育をデンソーの社員と同じ環境で受けられることもポイントになりました。 |
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これまでのキャリア |
エアコンECUのソフト設計(6年間)→デンソーへ出向(5年目) |