これが私の仕事 |
10年後、社会に貢献する新製品・技術を企画開発 「持続可能な未來をつくるプレス機械はどうあるべきか」。環境負荷低減や日本のものづくりが抱える様々な悩みを解決する新製品の開発を行っています。試作品をつくり実証実験を重ね、データを分析、社内に新技術を提案する。AIやIoT、近年テクノロジーのキーワードでもあるオートノマス(自律型)の概念等、知能付加技術を強化し10年後の実用化を目指しています。そのためには社外の研究会やセミナーに参加。同業・異業種の技術者と積極的に交流を図ることも仕事です。また、新たな取り組みから得られたワクワクする技術情報を社内に展開したり、企業展ではプレゼンテーションに協力したりして当社の技術を社外にアウトプットする。自分が技術協力や共同研究に繋いでいく、懸け橋になれるよう心掛けています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
塑性加工をイノベーションする。3Dプリンタをプラグインしたモデルへ 産学行政連携による研究開発「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」に参加。次世代機械のための3Dプリンタによる金型の実用性や金型関連部品の研究開発を続けています。安価で量産化を可能にするプレス機械は、日本のものづくりを大きく支えてきた屋台骨ではありますが、製造プロセスにおける熱やエネルギー、金型の調整やメンテナンスに熟練の技術を要する等、実は課題が多く残されています。そこに3Dプリンタを用いた三次元積層造形技術を導入すれば課題を改善し、伝承が難しい熟練技術を次世代に繋ぎ、ゼロエミッション社会にも大きく貢献できる。ものづくりに革命を起こす潜在力を秘めています。今、ちょうど試作品の試験運用を生産ラインで開始させたところです。2030年にはフラッグシップモデルとして完成させたいですね。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
独立系メーカーで自由度の高い開発設計と働き方ができる 大学ではメカトロニクスによる生産技術、中でもプレス機械におけるノイズ、振動キャンセル等をテーマに研究。従来にない新しいビジョンでプレス機械を設計したいと考えていたところ、研究室の教授から当社を紹介されました。トランスファープレスの完成機メーカーとして長年トップクラスの業績を持ち、設計部門と製造部門が近い距離で仕事をしている。自分が設計したものを間近で確かめ、現場の声を聴き、課題を考える「三現主義」でものづくりができるという。設計者にとってアドバンテージがある環境だということ。また、一次、二次下請けといった構造の中ではなく、独立系メーカーならではの自由度の高い開発ができると思いました。他には休日、残業、寮等々といった福利厚生面の水準が高かったことも大きなポイントでした。 |
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これまでのキャリア |
第二技術開発部でプレス機械、ばね機械の設計開発(6年間)→次世代企画室(現職) |