これが私の仕事 |
VP(バーチャルプロトタイピング)による自社製品のシミュレーション VP推進課では設計、製造、テストの各工程を仮想上でプロトタイプ(試作)をつくり検証作業を行うことで、開発期間の短縮、コスト低減、あらゆるフェーズでの効率化を図っています。現部署にジョブローテーションして半年。解析ソフトで機械部品やプレス加工品等のシミュレーションを任されています。前部署の設計では機械プラント製図2級、3DCAD認定資格等を取得しましたが、今は材料や塑性力学、CAE、ソフトウエアの操作方等々、基礎を勉強中といった感じです。解析では予想通りの結果を得ることもあれば、その逆もあります。不具合が生じた製品の解析では、なぜそのような問題が起きたのか謎解きをするような面白さがあります。その奥深さと同時に、まだまだ勉強不足を感じる日々です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ジョブローテーションで技術者として視野が広がり、奥行が生まれる VP推進課へジョブローテーションする前は、機械設計をする部署に所属。その時、最後に任された仕事が印象に残っています。それまでの指示をもらい設計業務をするのではなく、お客様のオーダーに応じて自ら構想を考え、オリジナルのばね機械を特殊仕様に変更する内容。ばねが長い上に両側にフックがつく形状であったため、切断方法や形状等の品質維持に困難がつきまとう案件でした。トライ&エラーを重ねては多発する設計ミス・・・何度も心が折れそうになりました。機械が問題なく稼働し、上司から「少し難しい内容だったが任せてよかった」と言われた時は、嬉しかったですね。今の部署では設計の経験を下地に材料や応力等違う視点から、ものづくりを見ることができる。新しい景色が広がり、技術者として着実に成長しているのを感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
活躍する女性技術者のロールモデルとして期待されたこと 大学では二次電池やキャパシタの構造を研究していました。化学を学んでいたので、品質管理や製品開発職を中心に就職活動をしていましたが、機械設計もいつかやってみたいという興味を持っていました。様々なメーカーの中でも、機械、自動車部品・・・他、防衛関連の小口径銃弾といった特殊なものまで多岐にわたる事業を展開する当社は、かなり気になる存在でした。説明会で人事や先輩社員に接した時の温かい雰囲気に、直感的に入社したいと思ったことを覚えています。女性初の設計技術者としてゼロから育てたいという会社の思いと、私がこの後に続く女性社員の道筋をつくることになる、その期待にも応えたいと思いました。専攻問わず意欲があればチャンスがある、結婚して子供ができても活躍できる環境がある、人物重視の会社です。 |
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これまでのキャリア |
第二技術開発部でばね機械の設計開発に携わる(3年間)→ジョブローテーションで技術情報開発室 VP推進課へ→第二技術開発部(現職) |