こんにちは!恵誠の里の福永です!私は現在、恵誠の里の自立訓練事業(生活訓練)にてひきこもりの支援を行っています。
今回はひきこもりと人権についてお話しします。
ひきこもりは全国で約146万人(2022年内閣府調査推計)にのぼり、約50人に1人がひきこもり状態にあると言えます。理由として、5人に1人がコロナ禍の影響と言われ、またひきこもりになったきっかけは退職が理由という回答が比較的多かったことからも、現代社会では、誰しもがいつでも様々な問題でひきこもりになる可能性があると言えます。
世間では、ひきこもりは甘えではないか?と間違った認識をよく見聞きします。
ひきこもりは病気ではありません。
ただなかには発達障がいや鬱病を患っていたり、またひきこもっていて病気になったりというケースはあります。
ひきこもりの状態は何らかの理由で「自信」がなくなっている状態で、怠けている・甘えているように見えても、挫折感、劣等感など深い葛藤を抱えています。
恵誠の里では家から出られない方、社会復帰に自信がない方等に対して、自宅等に訪問し支援を提供する<訪問型>の自立訓練も行っています。
ひきこもり状態の方への支援を通じて、地域社会にひきこもり状態の方への正しい理解と関心を広め、偏見をなくしていく取り組みを行っています。
清光会に少しでも興味を持たれた方は、説明会に気軽にご参加ください!