みなさん、こんにちは。
【CADのプロフェッショナル集団】ダイテックス 東海オフィスです 。
私は縁あって、今年からモデラーの仕事をしています。
CADソフトを使って、車の部品の3Dモデリングや2D図面を作成しています。
今回のテーマは「仕事のやりがい」です。
私が仕事で「一番やりがいを感じた」印象に残っていることについてお話しようと思います。
去年までは、別の派遣先に配属しており、バイクの設計の仕事に携わっていました。
海外で数年後に販売されるような未来のバイクを設計していました。
印象に残っているのは、配属してすぐ担当した最初のプロジェクト。
当時私は、社会人2年目で未熟なだけでなく、設計経験もなくすべてが初挑戦でした。
性能評価で思うような結果にならないなど、プロジェクトの課題に直面する日々。
設計途中の、まだ世に出ていない試作車を見ながら、より良い商品になるように頑張っていました。
そうしてプロジェクトチーム全員でやりきったことで、やっとの思いで商品化されました。
―――海外で新型バイクが販売されます。
そのため、商品として世に販売されても、日本では、見ることはできません。
実際にユーザーが乗っている姿を、自分の目で見ることはできないのです。
それでもまったく問題ありませんでした。なんの不満にも思ってもいませんでした。
私は、小さいころから「ものづくり」が大好きで、自分の考えを形にできる設計の仕事がとても楽しいからです。
設計中は、世に出る前の試作車 を見ながら新規構造を考えることもあり、 新規で設計した部品が、実物となって見て触れることができる環境でした。
それだけで充分幸せでした。自分に合っていました。
・・・それ以上の「やりがい」や「達成感」は諦めていました。
そんなある日、YouTubeで、その「初めて携わったバイク」が紹介されている動画を見つけました。
会社のPR動画ではなく、購入していただいたユーザーが世界に拡散してくれていたのです。
「最新型!」「かっこいい!」「高性能!」 と称賛していただいている動画を見て、
心から感動しました。
ユーザーの生の声を聴くことができて、自然と目も熱くなってきました。
そこで初めて、本当の「やりがい」「達成感」を感じることが出来ました。 (なんどもその動画はリピートし、今でもお気に入りに登録しています。)
このような素晴らしい経験を体験させていただいた職場とプロジェクトのメンバーに、今でも感謝しています。
今年から心機一転。モデラーとして、新たな視点で未来の車両を開発しています。
お客さんの喜ぶ姿をイメージして、もっともっと良い商品を造っていきたいです!
自分の原点を思い出すきっかけになりました。ありがとうございます。また動画をリピートしました。
以上です、ありがとうございました。