これが私の仕事 |
仕事は構造物の設計だけじゃない 私の仕事は、主に鉄道に関わるコンクリート構造の設計です。
最近は、整備新幹線に関連する業務の中で、車両基地の基礎や共高架橋の防音壁といった構造物設計から、防音壁施工のために必要となる仮土留め工の設計、更には社員が利用する点検通路などなども行っています。また、地質調査や現地踏査、会議で出張することもあります。基本、事務所作業なので、気分転換にもなります。設計を行う上で大事な要素として「技術力」は勿論ですが、同程度に必要なのが「コミュニケーション能力」です。顧客が何を求めているのか理解し、顧客へ提出する設計がどのような思想であるかを上手く説明する能力が求められます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
どんな仕事でも真剣に取組むことが重要 創意工夫を凝らして設計した構造物が施工され、その後何十年も形として残るということは感慨深いものです。しかしながら、事業の規模が大きいほど、設計が完了してから施工完了までの期間も長くなります。新人の頃は上司の監督の下、設計業務の一部に携わることになり、"自分が設計した構造物だ"という実感は薄かったと思います。その代わり、日々の業務の中で嬉しいと感じる些細なことも仕事のモチベーションとなっていました。 前述した仮土留め工は、最終的には撤去されるものですが、地盤状況や、地質条件、近接する既設構造物への影響、更に施工性に配慮する必要があります。発注者と何度も打合せして、課題解決案を提示出来、発注者から感謝の言葉を頂けたときは、頑張りが報われる瞬間で、次回の業務へのやる気となります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
尊敬できる上司がいる 就活段階では、設計から施工側、他の業界もエントリーはしていたのですが、最初に気になっていたのが設計でした。就職してからの事ですが、業務によっては支店と本社のメンバーで協力して取り組むこともあり、直属の上司以外にも多くの方と仕事する機会があります。その中で、技術力が高いだけではなく、発注者や協力会社、職場の人たちへ仕事がしやすくなるよう配慮して業務に取り組むことの大切さと難しさを感じました。私は、身近に尊敬できる人がいるということで、日本交通技術は良い環境だと感じています。 |
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これまでのキャリア |
本社設計部(2年6ヶ月) → 札幌支店技術課(現職・今年で14年目) |