建設コンサルタント業界は上に示すように50~65歳の割合が35%を占め、若年層が少ない構成となっています。
今後、50~65歳の従事者が退職を迎えていくと建設コンサルタント全体の従事者数は激減し、供給能力が低下することで需給バランスが変化していくことが想定されます。現状でもハローワークにおける建築・土木・測量技術者の有効求人倍率は7.27倍(2022.12)となっており、需要>供給状態です。
インフラは人々が生活していくためには必ず必要なものです。それに加え、高度成長期に整備された多くのインフラは更新時期を迎えて、更新需要も見込まれていく状況となっています。
製造業のように海外とのし烈な競争を行うよりは安定しており、長期的に見れば悲観するような業界ではないと言えます。