弊社のような土木設計を行う企業を建設コンサルタントと呼びます。
建設コンサルタントとは公共インフラである道路、橋、ダム、河川堤防、上下水道などの計画・調査・設計などの技術コンサルティングを行う企業です。
公共インフラの調達は一般的に設計・施工が分離した発注により行われています。設計を行うのが建設コンサルタント、施工を行うのがゼネコンとなります。
設計・施工分離発注方式はそれぞれの責任が明確であり、価格に基づいて施工業者の選定が可能であるため、業者選定プロセスを単純化しやすいメリットがあります。
ありていに言うと、施工者が設計を行うと、お手盛りの設計になってしまい、価格が高くなってしまう恐れがあるということですね。
建設コンサルタントの仕事は責任とやりがいのある仕事です。これを行うためには、常に高度な技術力が求められ、経験や学習によって継続的に能力を伸ばすことが求められます。
これらの力を発揮して、行政と住民の間に立ち、中立的な立場で、合意形成を図るコーディネーターの役割を期待されています。
建設コンサルタントに求められる能力、身に付く能力
(1)問題対応力
企画力、発想力、構想力、問題収集力、分析力、問題発見力、問題解決力、判断力、遂行力(工程管理)
(2)人間対応力
コミュニケーション力、プレゼンテーション力、説得力、交渉調整力、合意形成力、マネジメント力、行動力、リーダーシップ力、教育・指導力