火山国である日本において、地中深くに存在するエネルギー資源としての地熱活用は非常に重要なテーマの一つです。当社は1975年に、地熱研究・先端技術導入による技術コンサルタント事業の育成・普及などを目的として設立されました。現在は独自の技術力と専門知識、培ってきた豊富な経験とノウハウを駆使し、地球環境問題解決などを目標とした地下調査・開発に関わる研究開発やコンサルティグをおこなっています。
当社は長年にわたり、地下探査に関する技術開発に携わりながら、多くの現場で実績を積み上げてきました。このような成果を元に地下調査・開発に関わる技術を磨き、最新設備を導入するとともに優秀な技術者を育成しています。培ってきたノウハウを駆使し、探査技術分野・掘削技術分野・坑井調査技術分野・水理・貯留層技術分野の4つの領域で、最新の技術を提供。地球環境保護に役立つ地熱などの自然エネルギー利用への取り組みや、地下資源の探査、水利など、私達の未来に大きく影響を与える重要な分野を支えています。まだまだ研究開発する余地の広い分野であり、これからもますます私たちの活躍する場面が拡大していきます。
当社は、国の主導で推進されたサンシャイン計画で重要な役割を果たし、地熱利用に関する研究開発において独自の技術料を蓄積してきました。計画終了後も、独自の技術とノウハウを活用するとともに、海外の最先端技術についても積極的に導入しながら、コンサルタント事業を柱としてさまざまな分野で活躍しています。地熱発電の競争力強化を軸に、石油・ガス開発・二酸化炭素地中貯留・海底地殻構造調査・メタンハイドレード開発・土木・防災など、幅広い分野で事業を展開しています。地球温暖化が顕在化した現在、エネルギー問題に対する対策は避けられない状況であり、当社の高い技術力で多様な問題に立ち向かっていきます。
当社は国内で初めて地磁気地電流法調査を導入し、実際に運用してきた先端企業です。この調査方法を活用することによって、水深5,000mを超えるような深海での調査も可能となり、これまで未知の領域であった分野にも科学のメスが入るようになりました。他にもさまざまな調査方法を駆使し、あらゆる環境、あらゆる条件にも対応できるだけの技術力を有する、国内トップのコンサルティング企業として活躍しています。さらに国立研究開発法人NEDOの研究開発事業にも数多く採択された独自技術を応用し、調査・データ処理・解析などをワンストップで実施しています。当社の技術は広く海外にも応用され、世界の新たな可能性を開拓しています。
事業内容 | 地下開発に関するコンサルティング、研究開発、機器や備品の販売・レンタルなど |
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設立 | 1975年11月13日 |
資本金 | 1億1400万円 |
従業員数 | 43名(2021年12月時点) |
売上高 | 14億2100万円(2021年3月) |
代表者 | 代表取締役 大里 和己 |
事業所 | ■所在地
〒104-0033 東京都中央区新川1-22-4 新川ニッテイアネックスビル ■盛岡事務所(岩手県) 〒020-0842 岩手県盛岡市湯沢10-59-1 渡辺工業所内 |
沿革 | 1975年11月 株主25社、資本金1億円
1976年 5社資本参加,増資2万株(9月) 旧通産省工業技術院サンシャイン計画・機械振興協会からの委託研究開発受託開始 1977年 本社移転 1979年 コンサルタント事業(MT法調査4地域)開始 1982年 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)委託調査開始 1983年 NEDO委託研究開発開始 1984年 旧通産省工業技術院長より感謝状授与 サンシャイン計画委託研究開発終了 NEDO委託研究開発継続 2002年 NEDO委託研究開発の終了 2004年 本社移転(現所在地) 2005年 NEDO地熱開発促進調査受託開始 2006年 NEDO委託研究開発(新エネルギーベンチャー技術革新事業)受託開始 2010年 環境省委託研究開発(地球温暖化対策技術開発)受託開始 2012年 JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)委託調査開始 2013年 JOGMEC地熱発電技術研究開発事業委託研究開発開始 2014年 NEDO地熱発電技術研究開発事業委託研究開発開始 2015年 NEDOエネルギー・環境新技術先導プログラム委託研究開発(地熱発電次世代技術の開発)開始 2017年 三菱ガス化学(株)・関西電力(株)出資 2018年 JOGMEC地熱発電技術研究開発事業委託研究開発(フェーズ2)開始 NEDO地熱発電技術研究開発事業委託研究開発(フェーズ2)開始 NEDO超臨界地熱発電技術研究開発事業委託研究開発開始 大阪ガス(株)出資 |
ホームページ | https://www.gerd.co.jp/index.shtml |
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