私たちは神戸製鋼グループの一員として、ダクタイル鋳鉄を中心に普通鋳鉄、特殊合金鋳鉄など幅広い鋳鉄材料を製造販売しています。1951年の創業以来、70年にわたり八戸で高品質の鋳造品を追求してきました。鋳鉄品は自由な造形が可能で経済性にも優れ、産業や社会を支えるベーシックな製品として、さまざまな分野で用いられています。私たちは鋳鉄の可能性を信じ、鋳鉄品のフィールドを広げていくため、これからも前進し続けます。
当社の強みをまとめると、以下の4つです。■バランス良いポートフォリオ…鋳造会社は特定メーカーの系列が多いですが、さまざまな業界の多岐にわたる用途の鋳造品を製造。仮に一部業界の市況が悪化しても、安定した事業展開が可能です。■最新設備を導入…KDM造型ラインやFCMX造型ラインなど最新設備を導入。高効率かつ高品質の製造を実現しています。■一貫した生産…中子製造、鋳仕上げ、検査、試験、機械加工まで社内対応が可能。また方案・模型設計、解析(凝固・湯流れなど)にも対応しています。■小物~大物、小ロット~大ロット品まで…生型と自硬性のラインがあり、柔軟な対応が強みです。
70年にわたり、ダクタイル鋳鉄をはじめとする高品質な鋳鉄品を手掛けてきた当社。創業以来培ってきた設計・製造の技術ノウハウを最大限に生かし、自動車、輸送機器、建設機械、産業機械など幅広い分野で、高度な技術力を高く評価いただいています。近年では、薄肉・軽量化、ネットシェイプ化、高剛性化、耐熱耐摩耗化など高付加価値化のニーズにも柔軟に対応。グループ連携による研究開発にも力を入れ、新開発の高耐摩耗性高Cr鋳鉄「エンデュア900」など、すでに大きな成果を挙げています。また、熟練の技とDXとの融合にもチャレンジし、鋳造シミュレーションなどへ活用済み。今後はさらに、高度な知的資産としての構築を図っていく方針です。
2024年1月時点の平均年齢は41歳と各年代の人数バランスも良いです。毎年、コンスタントに新卒採用を行っているため、新入社員にとっても年齢の近い先輩が多く、馴染みやすい環境といえるでしょう。キャリアや技術をしっかりと継承していける体制で、より良い鋳鉄製品を提供するため日夜努力を重ねています。また、当社は地域に根ざした製造業として、さまざまな地域貢献活動を展開しています。例えば八戸公園の「こどもの国」で毎年開かれる縄文なべ祭りでふるまわれる八戸名物「せんべい汁」は、当社が製造した超大型鋳物鍋(直径3m)でつくられています。
事業内容 | ■鋳鉄製品(機械加工を含む)の製造・販売
※材質:球状黒鉛鋳鉄、ねずみ鋳鉄、合金鋳鉄など ■鋳物工場向け堰折り機械(ゲートペッカー)の製造・販売 |
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設立 | 1981年5月(創業1951年3月) |
資本金 | 4億円 |
従業員数 | 326名(2024年4月1日時点) |
売上高 | 108億円(2022年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 定村 剛 |
事業所 | ■本社・本社工場・東北営業所
青森県八戸市沼館4-7-108 ■東京支店 東京都千代田区岩本町1-10-5 TMMビル8階 ■関連会社 (株)東北コアセンター ■グループ会社 (株)神戸製鋼、日本高周波鋼業(株)、(株)カムス |
沿革 | 1951年 日本高周波鋼業株式会社八戸工場として設立。淋代海岸(青森県三沢市)の砂鉄鉱区の良質砂鉄を原料として銃鉄の生産を開始
1966年 鋳鉄鋳物の生産を開始 1981年 日本高周波鋼業株式会社より分離独立し、高周波鋳造株式会社として発足 1982年 AMF自動造型機、鋳物砂冷却システム導入 1989年 エアインパクト造型(AIM)ライン導入 1990年 高周波誘導炉導入 1991年 JIS表示許可取得(未更新) 1996年 自硬性造型ライン導入 1998年 10トン中周波炉導入 2000年 日本高周波鋼業株式会社より販売業務を移管 2005年 ISO14001認証取得 2008年 ISO9001認証取得 2013年 自硬性工場溶解炉新設 2014年 KDM造型ライン・自動注湯機竣工 2018年 FCMX造型ライン竣工 |
ホームページ | https://www.koshuha-foundry.co.jp/ |
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