災害大国の日本では、いつどこで地震や水害が起きるか分かりません。
避難所などに避難した時に問題となるのがトイレです。
元々避難所にトイレがあっても、水が流れなくなって使えないこともあります。
仮設トイレを設置しても、和式便器や不衛生なトイレだと、トイレを使うことをためらって、水分
補給を控えて体調を崩す人が出ます。
そんな災害時のトイレ問題に対応するため、太田市の隣町である大泉町では「災害用トイレ
トレーラー」を導入しましたが、その導入にあたり、当社も地域貢献として寄付を行いました。
トイレトレーラーの中には洋式のトイレ個室が4個設置されていますので、男女別に分けて使う
ことができます。
トレーラーには貯水タンクがあるので、断水している所でも使用可能です。
また外部電力との接続や、屋根にある太陽光充電機能により、数ヶ月におよぶ避難生活でも
使い続けることができます。
この災害用トイレトレーラーは、今年1月に発生した能登地震の際にも、大泉地から能登町に
派遣され、被災者から感謝されたとのことです。
また、群馬県みどり市では「被災時でも使えるトイレトラック」の導入を目指して
現在クラウドファンディングを行っていますが、当社も寄付を行っています。
これから各地の市町村などがこういった車両を配備して、ある地域が被災した時にはお互い
助け合えるようになると良いですね。