今日は当社の施工実績の中から「東京都中央卸売市場 豊洲市場管理棟」を
ご紹介します!
豊洲市場全体の面積は以前の築地市場の1.7倍、東京ドームの8倍の広さがあります。
最寄り駅のゆりかもめ市場前駅から各建物がデッキで繋がれ、5街区・6街区・7街区と
3つのエリアに分かれています。
当社が施工した管理棟は6階建。2階には防災センター、3階には東京都中央卸売市場を
紹介するPRコーナー、5階には非常用発電機室、6階には市場衛生検査所などがあります。
豊洲市場といえば、マグロの競りが見学できることで有名ですが、一時はコロナ禍で中止
されていた見学も今は再開されています。
水産卸売棟で行われるマグロの競りは早朝5時30分からスタート!
終了時刻の6時30分までは、競りの様子がライブで見学通路に音声中継されます。
水産卸売棟へ行くには管理施設棟からの連絡通路がありますが、管理施設棟の中にも
3階に13店舗の飲食店があります。
朝5時からオープンしているお店もあるので、見学の前後にぜひ立ち寄ってみて下さい!
但し、豊洲市場の施設見学は15時まで。飲食店も14時~15時には閉まってしまうので
行かれる方は注意して下さいね。
この建物を設計したのは、日本を代表する設計会社である日建設計です。
日建設計は毎年、設計監理を行った工事の中から、品質・工費・工期・安全面で他の見本と
なる施工管理が行われ、かつ工事の出来栄えが特に優れた建物を表彰していますが、
この建物は
【第66回日建設計優秀工事】に選ばれ、当社としても大変名誉に思っています。
ちなみに豊洲市場の中には、魚の入れ物として使用済の発泡スチロールの箱をリサイクルの
ためにまとめて加工する「リサイクル施設棟」がありますが、こちらの建物は発注当時、
当社の子会社であり、2017年に関東建設工業へ吸収合併した株式会社江田組が施工
しました。
つまり、当社のグループで、豊洲市場の中の2ヶ所の工事を行っているのです。