当社では、土木部で採用された方は、土木部に配属する前に事業推進本部で数年勉強することに
なっています。
当社のYouTube動画にも登場していただき、部内のリーダーとして活躍している五十嵐さんに、
事業推進本部についてインタビューをしてみました。
Q:事業推進本部では、どんな業務をしているのですか?
A :わが社の大きな特徴・強みは、建設事業の計画づくりから用地の取得、設計、施工及び
完成引渡しとその後のメンテナンスまで、すべての業務を一貫して請け負っていることです。
事業推進本部ではこのうち、建設計画の策定、開発許可の取得、農地の調整、外構工事の
設計積算及び工事の施工管理を担っています。
また、工業団地や市街地再開発などの都市計画事業も数多く手がけており、その際も事業
推進本部では、市町村行政と共同で計画づくりを行っています。
Q:五十嵐さんは事業推進本部立ち上げの時に土木部から異動しましたが、
土木部との違いは何ですか?
A : 土木部というと道路や河川の工事を行っているようなイメージだと思いますが、事業推進
本部は新たに小さな町を作るようなイメージで、既存の道路や河川を組み替えて全体を
再構成し、事業地として整備、販売につなげるという点が大きく違います。
Q:事業推進本部の仕事を通じて良かった点、苦労した点を教えて下さい。
A :良かった点は、会社の売上の大部分を担う設計施工案件プロジェクトに携われるという
やりがいや、土木部だけでは経験できないような新たな経験を積み、土木技術者として
自力が上げられる点が挙げられます。
苦労した点は、立ち上げ当初には、造成計画も開発申請も特別ノウハウがあるわけでも
なく、協議する役所の担当者も民間としては物件が大型すぎて経験・前例がなく本当に
手探り状態で、失敗も多くありました。
しかし数年以上経った今ではその数々の失敗を糧に部内職員のスキルも向上し、結果と
して多くの事業立ち上げを遂行する事が出来ました。
Q:これから土木を志望して当社を応募しようとしている就活生に対して、
メッセージをお願いします。
A : 私は20年土木部の技術者として現場監督を経験し、その後事業推進本部に異動しましたが、
両部署は技術的に密接に関係するものです。当社では皆さんの適性、体力も含め入社から
退社までの長い期間を計画的に育成し、土木技術者として自信が持てるよう共に努力して
いきますので、安心して応募してください。一緒に大きな仕事をやり遂げましょう!