皆さんの中には、地方の建設会社(地場ゼネコン)の違いが分からないという方も多いと思います。
今日は、そんな皆さんのために、業界研究のヒントをお伝えします!
地場ゼネコンの特徴と会社ごとの違い
■ 地場ゼネコンとは、営業エリアは限定するものの、建築や土木工事を行っている
会社のことです。全国に支店をもつ大手ゼネコンや中堅ゼネコンが手掛けない
小規模な工事を請け負っています。雪国の会社は、冬には除雪工事を 行うことも
あります。
■ 地場ゼネコンの中でも、民間工事に強い所、公共工事を主に行っている所、建築の
比率が高い所、土木比率が高い所などの違いがあります。
その県を代表するような地場ゼネコンは、近県へも支店網を広げたり、東京へ支店を
置いている所もあります。
安定企業・成長企業の見極め方
■ あらゆる産業が新型コロナの影響を免れない中、建設業は堅調な業種の1つです。
都市の再開発や老朽化したインフラの更新、年々激しさを増す自然災害の復旧など、
これからも多くの需要が見込めます。
■ 地方では市町村の財政が厳しくなる中、公共工事の発注はピーク時に比べて減り
続けています。今まで公共工事に 頼っていた会社の将来は厳しく、会社のМ&Aも
加速しています。
■ このような中にあっても、安定して成長している会社の例
※ 地盤改良や軽量鉄骨工法など、独自の技術を開発し、それをもとに事業を拡大
している会社
※ 工事の請負だけでなく、自社で不動産開発から手掛けるなど、自ら仕事を作る
力のある会社
※ 建設業だけに囚われず、建設業の川上や川下の事業や異業種へ参入して
結果を出している会社
今ある建設業の課題を解決するため、働き方改革やi-Construction、BIMや建設キャリアアップ
システムの導入などの対策が求められています。
これらの対策を推進するには、経営者の指導力とともに多額の費用が必要となりますので、
積極的に推進している会社は、力のある会社と言えます。
関東建設工業は群馬県のリーディングカンパニーとして、さまざまな制度をいち早く導入し、
成長を続けている勢いのある会社です!