三連休は大雪警報が出て、関西や九州など普段雪が降らない所でも雪が降りましたね。
幸い私の住んでいる所では積雪はありませんでしたが、関東地方の平野部は普段、雪が
降らないので、少しの雪でも電車が止まったり、パスやタクシーはなかなか来なかったり、
交通も乱れます。
実は雪と建設業は、切っても切れない関係があります。
各地で雪が降った時に除雪作業を行っているのは、私たち
建設会社なんです!
道路や駐車場の除排雪に使用できる重機を保有し、操縦できる技術があるのは建設業者
くらいなので、雪が降ると工事が出来ない豪雪地帯では、冬の間は建設業者が役所から
依頼されて除雪作業を担っています。
雪が多く降る北国や山間地では、公共工事や民間工事が減っているため、経営を維持
するための工事量が確保できず、建設会社の数が減少しています。
また重機を扱うオペレーターも高齢化が進んでおり、担い手不足により、将来は今までの
ような除雪が出来なくなると心配されています。
当社の本社のある太田市は降雪量が少なく、雪の降る日は年間で2~3日、雪の量も
多くても10~20cmくらいです。
それでも会社ごとに担当する道路が決められており、雪が降る恐れのある時には社員が
待機し、雪が早く溶けるように、担当する道路に融雪剤を撒いています。
また雪が降った時に困るのは、道路だけではありません。
群馬は車社会なので、会社へは車で通勤し、買い物にも車で行くため、会社やスーパー
などの店舗はみな、広い駐車場を備えています。
当社では、工事を行ったお客様からの「駐車場の雪を除雪して欲しい」という要請に対応
するため、あらかじめチーム編成を行い、お客様から依頼が来た時に、直ぐに対応できる
ようにしています。
こうした日頃の助け合いによって、お客様との関係も深まり、次の仕事も頂けるという、
お互いWin-Winの関係を築いているんです。