今日は、新入社員研修のレポートその2をお送りします!
現場全体の指揮や管理をする現場監督の仕事で大切なのは「工程管理」「原価管理」「品質管理」
「安全管理」です。
新入社員研修の中では、その「安全管理」にかかわる安全講習も行います。
安全担当の社員から講習を受けた後、実際の工事現場での安全パトロールに同行します。
また高所作業の際につけるフルハーネス型安全帯の着用の仕方も教わります。
【新入社員のアンケートより】
■ 安全講習では、建設業における労働災害の発生状況や死亡災害発生状況など、自分が
携わる建設業の危険性と、その危険を無くすための安全施工サイクルなどを教わった。
現場を管理する者として、いかに危険の見落としを無くせるかが大事だと思うので、どこが
危険になるのかという知識を身に付けていきたいと思う。
■ 工事現場では、自然や環境・場所などの影響を受けやすく、日によっても安全な場所、
安全でない場所が変化し、対策が難しく、標準化をすることができないことが理解できた。
対策をするにも、昔からのしきたりなどで広がっていかないこともあるため、指示を根気
強くすることが大切だと知ることができた。
また現場に入ってら1週間が一番事故が多いということなので、気を付けていきたい。
■ 現場に行った際も、ロープ点検やスタンション、水平ネット、3・3・3運動など、少しの
時間で見た場所でも、多くの安全対策が行われていて、安全管理がしっかりされている
ことが感じられた。
自分が現場に出た時は、その場に応じた安全管理をしてヒヤリハットが少なくなるように
していきたい。
■ 水平ネットでは、風で動いてしまい、柱付近のたるみが出来てしまうことから、人が落下
した際に防げない事例が起こったという話があり、このようなことが起こらないように柱
付近のたるみをなくしていく維持管理も、安全に直結していくのだと感じました。また重機の
点検や足場の細かな危険を見落としてしまうと、安全が減少していくのだと理解しました。
「1」件の重大な事故・災害には29件の軽微な事故・災害があり、その裏には300件の
ヒヤリ・ハットがある」というハインリッヒの法則の言葉のとおりだと思い、現場に出た時の
教訓にします。