日刊建設工業新聞に、毎年恒例の建設業ランキングが掲載されていました。
全国の総合建設業(ゼネコン)上位284社のうち、関東建設工業は総合で
49位にランクインしています!
49位と聞くと、“ずいぶん下だなあ” と思うかもしれませんが、当社よりも上位の会社は、
ほとんどが東京や大阪に本社を置く大手ゼネコン。
首都圏でも東京を除く埼玉・神奈川・千葉・群馬・栃木・茨城の建設会社の中では
当社はトップなんです!
データを見ると、当社の強い所・弱い所がよく分かります。
◆ 建築工事の完工高は29位!
当社は土木工事よりも建築工事を得意としていることが表れていますね。
◆ 売上高は816億円で81位
でも創業以来800億円を超えたのは初で、グループ全体では初めて
売上1000億円を達成することができました!
◆ 完工利益順では151位
完工利益とは、工事施工の採算性を表す数字です。
順位が低いのは、建設資材やエネルギーの高騰、人件費の上昇などの
影響で、利益確保が難しかったことが影響しています。
◆ 経常利益順では95位
経常利益とは、企業全体の収益性を表す数字です。
当社は不動産開発事業を得意としていて、不動産業による利益などもあり、
先ほどの順位よりアップしています。
建設業界全体でも、建設コストの高騰で厳しい状況が続いており、確実な利益確保が課題です。
当社は今期、工事の完工ペースも前期よりは良くて、決算予想も増収増益の予想となって
います。
今期の受注が好調なため、3月末で1400億円(!)あった繰越工事は、工事を進めても増える
ばかりで、2年分以上の仕事量を確保している状況です。
どうやって1400億円以上の工事をこなしていくかという、ある意味ぜいたくな悩みを抱えて
います。