建設業で働くには、さまざまな資格が必要となります。
建築工事・土木工事などの施工管理で必須な資格は、一級・二級建築士、一級・二級建築施工
管理技士、一級・二級土木施工管理技士などです。
これらの資格を取得するには、
第一次検定(学科試験)に合格 → 所定の実務経験を積む → 第二次検定を受けて合格
というプロセスか必要です。
今まで一級施工管理技士の第一次検定を受けるには、大学の専門学部で学んだ人で3年以上、
短大や高専の専門学部で学んだ人で5年以上、文系の大学の卒業生なら4~5年以上の実務
経験が必要etcと、受験者の学歴や卒業学科に応じて受験要件が変化する仕組みでした。
しかし建設業界の人手不足という問題を受け、2024年度から第一次試験の受験要件が
緩和されました。
今では19歳以上であれば、文系の大学出身者でも誰でも、
一級の第一次検定を受けることが出来るんです!
ちなみに二級はこれまでも17歳以上であれば誰でも第一次検定を受けることができました。
二級から受けてもいいですが、一級が取れれば二級を取る必要はありません。
今のうちから勉強して自信がつけば、来年3月に申込みをして、新卒1年目に第一次検定を受ける
ことも夢ではありません!
難しいなと思う人も、試験は毎年あるので、今から資格試験の勉強を始めれば、来年4月に入社
する同期に大きな差をつけることができます。
忙しい新生活の中で勉強を始めるよりも楽ですし、先輩や上司にも、意欲のある新入社員だと
好印象をもってもらえますよ!