先日お伝えした首都圏グループの安全衛生大会に引き続き、6月14日には太田市民会館で
本社エリアの安全衛生大会を開催しました。
先立って行われた首都圏エリアの安全衛生大会には、グループ会社である千葉県市原市の進和
建設の社員や協力会社も含め、首都圏の工事でお世話になっている協力会社会の方にお集まり
いただきましたが、本社エリアの安全衛生大会には、当社のグループ会社である栃木県足利市の
大協建設やイズム鉱業、群馬県渋川市のホクブの社員や協力会社の皆さまも参加され、合計
776名が一同に会して行われました。
今年の全国安全週間スローガンは
「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽
みんなで築く職場の安全」 です。
残念ながら当社グループの工事現場でも労働災害は発生していますが、会の中で災害防止
対策について発表した井浦部長によると、当グループの事故は全国での事故発生率と比べると
転倒によるものが多く、年々その割合も増えているという特徴があるそうです。
具体的に発生した災害の事例を見ると、六尺脚立やはしご、トラックの荷台や階段などで、
足を滑らせたり、踏み外したりして転倒し、ねんざや骨折をしているケースがあります。
事故に遭った半数以上の方が50歳以上という特徴もあります。
人間のやることなので、事故をゼロにすることは難しいかもしれません。
しかし、事故を防ぐにはスローガンにあるように、現場内に安全な通路を確保したり、脚立や
はしごを適切に使用するなど、工事現場で働くひとりひとりの安全意識を高めることが、非常に
重要です。
寝不足や夏バテなど体調に問題があると、どうしてもミスをしがちなので、現場に来た作業員の
体調を確認し、問題がある人は休ませることも大切です。
また現場を巡視して、作業員が不安全な行動を取っていないか、作業手順に間違いがないかを
確認することも事故の防止に繋がります。
私たちは、今回の本社と首都圏の安全衛生大会を契機に、グループの社員・協力会社、全員
一丸となって、無事故無災害に向けて頑張っていきたいと思います。