SRCには階層別研修の制度があります。その名はSBA(SRC Business Academia)。中長期的にビジネスパーソンとしての成長を支援するための研修制度です。先日実施した、新人教育に関わる方を対象とした「育成担当者研修」を少しご紹介します。
新人教育に関わるSRCグループ社員総勢23名で1日3時間×2日間の研修を行いました。「頼られる先輩」に求められる3つのスキル、という題目のもと、ティーチングやメンタリング、モチベートスキルについて学んだ二日間。自分の価値観を押し付けすぎずに物事を教える。褒めること、そして叱ることの大切さについては、頭の中ではわかりつつも、実際に研修で学ぶことで、その大切さ、その方法を再認識できた研修でした。
研修に参加した入社3年目の鎌田は今年初めての教育担当として奮闘中。鎌田に話を聞いてみたところ、研修の中で学んだ「褒める」という部分について実務に取り入れる意識をするようになったとのこと。研修前はあまり「褒める」ことが出来てなかったと言う鎌田。「あの研修を受けて、プロセスを褒める、ということを意識して、出来るだけ「褒める」ようにしています」と言っていました。また、本人のやりたい方向性についても、認めつつ、軌道修正をすべき部分についてはしっかりと伝えることが出来るようになった、とのこと。
「褒める」ことはその人自身を認めてあげること。「認める」ことは後輩の成長促進とモチベーション向上に繋がります。育成を担当する社員が成長をすれば、その分新人も成長していく。研修を通じて何か一つでも社員が”気づき”を得られるようなものを今後も実施していきたいと思います。