皆さん、こんにちは。
tdiグループ 採用担当の今です。
さて、本日は「評価制度」についてお伝えしたいと思います。
評価制度は会社によってそれぞれ違います。学生の皆さんにはあまり馴染みがなく、
よくわからないかもしれません。
しかし評価制度は自分の労働条件や処遇(出世や給料やボーナスなど)が決まるとても重要なものです。
当社グループでは2つの評価制度で社員を評価しています。
1つ目は目標管理制度に基づいた「MBO評価」、2つ目は能力評価・バリュー評価・職種評価で構成された「総合評価」です。
1つ目の「MBO評価」は毎年度初(4月)にたてた目標に対する達成度で、年度末(翌3月末)に評価します。年度初にたてる目標は4つで、うちの2つは業務に関連して取り組む目標、残り2つは会社の重点施策である「人財育成目標」「働き方改革目標」になっています。
もちろん成果主義の弊害と言われる結果至上主義ではなく、そこに至るプロセスについても加味した上で評価する仕組みです。その年の全社目標が、本部長や事業部長の目標に展開され、さらに部長やマネージャーの目標へ、そして全社員の目標へとブレークダウンして連鎖していきます。
MBO評価の結果は、年に2回(6月と12月)の賞与(ボーナス)に反映されます。当社グループの賞与(ボーナス)はメリハリがつく制度になっており、MBO評価の良い社員と悪い社員では、一般職では2倍程度、管理職では3倍程度の格差がつきます。
2つ目の「総合評価」も1年に1度評価されます。こちらは「能力評価」「バリュー評価」「職種評価」の3つの評価で構成されています。
能力評価ではビジネスパーソンとしての能力(例:コミュニケーション、アウトプットなど)を、
バリュー評価では当社グループの社員が大事にしている5つのTDIバリュー(例:顧客志向、チームワークなど)を、職種評価ではそれぞれの職種(例:コンサル、PMなど)ごとの専門的スキルを評価します。
この3つの評価結果で総合評価が最終決定します。
総合評価の結果は、昇格(いわゆる出世とか昇進)や昇給(月々の給料アップ)に反映されることになります。
これらの評価をより公正に行うため、上司と部下は四半期に1度、公式のMBO面談を行います。
このMBO面談では目標の進捗がどうか、仕事上の悩みや困っていることはないか、また将来のキャリアに関する希望や異動希望などもここで確認します。
もちろん上司と部下は毎日いろいろな会話(報告・連絡・相談)をする機会はありますが、
この公式なMBO面談を実施し、記録を残し、社員に気を配り、より公正に評価する努力をしています。
当社ではこのように評価制度について全社員にオープンにしているため本人の目標設定も明確にしやすくなっています。