こんにちは。
船橋屋 戦略企画部の岡部です。
小幡さんから「明日(3日)のブログお願いしていいですか?」と2日の17時に言われました。
はて、何を書こうかと悩み、小幡さんの許可も得て米津玄師について語ろうと思います。
僕は自他ともに認めるほど米津玄師が好きです。
先日アルバムが発売されまして、おかげさまで頭の中は米津玄師でいっぱいです。
米津玄師のインタビューを求めて、普段聞かないSpotifyやYouTubeのラジオを聞き、普段見ない日曜日の初耳学を見て、雑誌を読み・・・
と追っかけております。
その中で、好きな話があります。
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自分にとってやっぱり「地球儀」はものすごく大きかったので。「月を見ていた」もそうなんですけれど、あの曲を作って「ここで終わりなんじゃないか」みたいなことすら思った。ジブリ映画の主題歌を作らせてもらうなんて、人生の中でこれ以上の誉れはないくらいのことで。・・・「自分はここにたどり着くために音楽をやっていたのかもしれない」とすら思った。なので、曲を作り終わって公開されるまで半年くらいありましたけど、その間に「これ、ヤバいな」みたいな感覚がすごくあったんです。「これが公開されたら、俺の音楽家人生は終わりなんじゃないか」って。
・・・
高速道路でレッカー車を呼んでる人を見て、愛くるしいなと思った。どうすることも出来ず呼ぶしかないんだけど、レッカー車で運ばれる姿を見て、なんてマヌケで愛くるしいんだろうって。結局、どれだけ高級車を買えても最終的にはみんなレッカー車に頼るしかないんだな。
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「じゃあ、もうなんでもいいじゃん」という感じになって。「知ったこっちゃねえや」と思いながら曲を1つひとつ作っていく。・・・カラっと、もういいじゃん、ゆっくり行こうぜっていう。
(音楽ナタリーと日曜日の初耳学のインタビューより抜粋)
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この「これで終わりなんじゃないか」「終点にたどり着いてしまったんじゃないか」という“「これ、ヤバいな」みたいな感覚”が、レッカー車を呼ぶ人を見て「どれだけ高級車を買えても最終的にはみんなレッカー車に頼るしかないんだな」などの経験を経て、「カラっと、もういいじゃん、ゆっくり行こうぜ」に繋がるストーリーに、なんだか惹かれまして。
【クリエイティブとは、まったく関係ない事象と事象を結びつけること】と言いますが、これもクリエイティブだな、と。
こういう仕事をしていきたいですね。
ちなみに、このエピソードから描かれたのが『とまれみよ』という曲です。
歌詞には「呼べよJAFを即行」や、前半の「なあどこへ行きたい?「あと少しだけ走りたい」」が後半「なあ何がしたい?「例えるなら海が見たい」」に変わったりと、米津玄師の心境が反映されています。
ああ、もう文字数制限98%・・・足りない・・・