福井鐵工株式会社

近年自然災害はその頻度と激しさが増しています。短時間強雨は1970年代から2010年代までで1.4倍。日本の地震発生回数は、世界の18.5%(国土面積は世界の0.25%)と極めて高く、「国土強靭化」を目指した社会インフラへのニーズは益々高まっています。私達は洪水から生命を守る水門、自然との共存を支える橋梁、冬期に道路交通安全を確保する道路融雪、地震から人々を守る耐震補強、災害時の通信環境を守る無線鉄塔等、暮らしに密着した社会インフラを守るため日々専門的な技術・ノウハウを磨いています。一つの分野に特化しない営業スタイルにより、技術を掛け合わせ、より効果的な社会インフラの実現に挑戦しています。

多くの人を巻き込み動かす、いわばプロデューサーとしてプロジェクトに携わることが当社の役目。自らのコア技術を持ちながら、必要なスキルを持った各分野のパートナー企業と手を組み、設備、素材、人材等をプロデュースしていきます。創業から80年、橋梁、水門、鉄塔の設計・施工で培った技術を生かし、防衛装備品の重要部品、JAXAの深宇宙探査用パラボラアンテナの重要部品、京都嵐山の観光地を水害から守る止水壁など「世の中の役に立つ」と思える分野ならば！と今までの事業領域に捉われることなく積極的に挑戦してきました。私達が多くの挑戦をすることで、世の中に新しい価値が生まれ、人々の生活をより豊かにしていきます。

当社では社員が安心して働ける環境の整備に力を入れています。ムダな業務時間や作業時間を減らすためのシステム投資や自動化投資を積極に行ってワークライフバランスの改善に努めています。また、成長できる環境整備も進め、新規事業への挑戦、社内改善プロジェクトなど、新人・ベテラン関係なく自社の成長に必要なプロジェクトに携わることができます。例えば2024年の新社屋建設に向けたプロジェクトでは、入社11 年目の社員がリーダーを務め、働きやすい会社をつくるためメンバーと協力し意見を出し合っています。組織をつくる、会社をつくることに誰でも携わることができ、互いを尊重できる、それが自慢であり誇りです。