アイプラス採用担当です。
私たちが寄り添うのはお客さんだけではありません。
自分だけの1社を見つけるために就活中の学生にも寄り添います。
新卒採用に携わっていると、毎年多数の「(選考に)落ちる」学生に遭遇します。「落ちる」理由は様々ですが、「選考基準に満たなかった」「その会社の求める人物像とは違った」が多く、本人の認識もある程度一致しています。
この場合、活動を続けているうちに選考基準や自分のようなタイプが「合う」会社が見つかることが多く問題はありません。
が、
落ちる理由の認識が、企業と本人でギャップがある場合、
◆選考に進んでは落ちるを繰り返し
◆落ち続けて自信を無くし
◆顔つきまで悪くなって
◆さらに落ち続ける
というサイクルに陥り、自分だけではなかなかそこから抜け出せません。
(落ちる)原因は「面接時の受け答えの内容」ではなくそれ以前の問題であることが多く、たとえば、「声が小さくて聞こえない」「目を見て話ができない」「会話が続かない」「一方的に話し続ける」など…。また、本当はすごくその会社に入りたいのに、上手く表現できず企業に「入社の意欲が感じられない」と思われたり…。
これらは全て実際にあったケース。
「まじめ」と「おとなしい」は紙一重。「社交的」と「調子がいい」も紙一重。また自分では表現しているつもりでも相手に伝わらないこともあります。私たちは、活動を通じて見聞きしたり自ら感じたマイナスの印象や落ちる原因を学生に伝え、「意識して行動を変える」。具体的には、
◆「笑顔をつくる」
◆「大きな声で話す」
◆「ゆっくり話す」
◆「相手に断ってから話す」
◆「本番であがらないよう前もって質問内容を準備する」
などアドバイスし、笑顔や声出しの練習にも付き合います。
また、選考前には電話で「自信もって行きや」と声をかけます。結果「面接で上手く話せました」と連絡があったり、企業からの内定を伝えて「ありがとうございました」と言われると嬉しい。
落ち続ける学生だけでなく、複数内定を持ちながらさらに就活を続ける学生には、「入社できる会社は1社だけ」「入社の意志のない会社を辞退することが一人の就活生を救う」と伝え早めの辞退を促しています。一人でも多くの就活生が自分だけの1社を見つけられるよう私たちは寄り添い続けます。
次回の更新予定は5月9日(木)お楽しみに